てつさんのジョギングダイアリー

発作性心房細動のアブレーション治療から復活を目指してます

お休み・飛騨高山ウルトラマラソン2017出走記その4

どうも、てつさんです。

 

飛騨高山を走り終わって5日ランオフしてますが、ゆっくりなら走れそうな感じになってきました。でも決して焦って走ってもきっといいことはありません。神戸出張研修も明日までですが、明日の帰りも遅くなりそうなのでランオフですね。

 

日曜の朝に少し走れれば御の字ですかねえ。

 

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飛騨高山ウルトラマラソンのレポの続きです。

これまでのレポ→その1 その2 その3

 

人があふれていた道の駅ひだ朝日村エイドを出ると再び上り坂。さっきまでの美女高原までの坂で学習したので、勾配がきつい坂は遠慮なく歩きます。なにせここから第2関門の飛騨高山スキー場まで、約20kmにわたってひたすら上りが続くのです。ここはエネルギーを温存しておくのが正解でしょう。

 

実はこの飛騨高山ウルトラマラソン、5年連続以上出場している選手はゼッケンナンバーが3桁、それ以外の選手はゼッケンナンバーが4桁になっています。今回走りながら大いに参考にしたのがゼッケンナンバーが3桁の選手の走り。5回以上この大会に出ている選手なのでコースのことはよく分かってるはずだし、ペース配分などもきちんとできているはず。だからこの3桁の選手についていけば、完走はできるはず…(ペースとか、分からないことがあったら他の人のマネをすればいいんですよ)。

 

坂の途中でカクレハキャンプ場というエイドがあり、そこには名物のゆるキャラ、高根こん太くんが!応援ありがとう!

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カクレハキャンプ場を越えると、いよいよ坂が急勾配に。こんな勾配は走って上れるわけがないのでひたすら歩きます。歩いて歩いて歩いて…。

 

第2関門、飛騨高山スキー場に到着!

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このエイドでは飛騨味噌汁をいただきました。走ってる時の味噌汁は、とても素敵な補給食です。そして…

 

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コース最高地点!

 

GARMINによると、スタート地点の標高は592mなので、750mの標高差を39.2kmかけて上ってきたことになります。ちなみにこの飛騨高山スキー場への坂も、丸山さんのコース解説にあったとおり上りきったあとに少し下ってから再び上り坂があるダブルピークなので、実はこの看板のあともう少しだけ坂を登らされるます。決して騙されてはいけない。

 

この39.2km地点でだいたい朝の10時。5時間かけてここまで来たことになりますが、まだ足も元気だし体も元気。なーんだ、ゆっくり走ればフルマラソンの距離なんてどうってことないじゃん。そして、だいたい事前に作ったペース表の通りにここまで走ってこれているので、ちょっと安心。

 

坂を登り切ったら、ここまで20kmかけて登ってきた坂を、10kmで一気に下ることになります。42.195km地点には表示があって(写真撮り忘れ)、ここを通過したのが5時間19分。このあたりは下り坂も急なので、なるべくブレーキをかけずに重力を利用して転げ落ちるように走ります。他のランナーはもっとゆっくり走って下りているので、この区間ではたくさんのランナーを追い抜きました。

 

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フルマラソン走ってきたけど、下り坂だからキロ4分半ちょっとで走れたぜ!

 

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そして半分通過したぜ!50km通過、11時9分(6時間9分)。しかし、このあたりから両足の大腿四頭筋が痙攣を始めました。ちょうど東京マラソンの最後のほうで攣りそうになったのと同じ場所。2RUNを飲んだり、塩熱サプリを飲んだり、ストレッチをしたりしながら足が完全に攣らないように走り続けます。

 

さて、前日の丸山さんのコース解説で示された飛騨高山100kmの完走のコツ。その中で、「55km地点を7時間で(正午に)通過する」というものがありました。そうすると残りの45kmに7時間を使うことができて完走率が高くなる、というのです。

 

それを含めて今回の僕の完走を目指すペースとして、57.2kmの第3関門である丹生川支所に12時に到着することを目標としていました。これを取りこぼさなければ完走は…いける!

 

ただ、その前に裏ボス峠という上り坂があったりするんですけどねー。みんな歩いてるし、僕の足も攣りそうだから、歩いて登るよ!

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55km地点は丹生川トンネルの中で、通過したのが午前11時48分。丸山さんの完走できそう基準はクリア。しかし、丹生川トンネルを過ぎると急に日射しが暑くなってきます。確かにこのあたりの標高は約600m。標高100m下がると気温が0.6℃上がると言われているので、1345mの飛騨高山スキー場と比べると約4℃気温が高いといえます。さらに空は雲がほとんどない快晴。日射しも強くてどんどん暑くなってくるのは当然です。暑さのせいなのか、足の疲れのせいなのか、このあたりは平坦路なのにキロ6分半で走るのがやっとでした。

 

57.2km、第3関門丹生川支所到着!正午には着けなかった!4分ほど遅刻!

 

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ここでドロップバッグを受け取り、ジェルの補充とロキソニンの内服、そして日焼け止めの塗り直しをしました。そして、今年から93.3kmの公文書館からこの丹生川支所に提供場所が変わった飛騨高山名物…

 

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飛騨牛飛騨牛!(と、快晴の青空)

 

飛騨牛エイドでエネルギーをチャージして、いざ、僕をこの飛騨高山100kmに呼び誘った千光寺の坂へ向かいます!

 

(つづく)