てつさんのジョギングダイアリー

発作性心房細動のアブレーション治療から復活を目指してます

お休み・大阪マラソン2017出走記【レース後編】

どうも、てつさんです。

 

腸脛靱帯の痛みは階段を降りる時に少し痛む程度で、ほとんど感じなくなってきました。うんうん、いい感じ。本当は今週いっぱいランオフ予定だったけど、そろそろ走り始めてもいいのでは…と思っていたのですが…。

 

昨日あたりからノドに痛みが…。

 

風邪ひいた\(^o^)/

 

まあ明日から1泊で京都出張ですし、ここは無理をするなということですかね。

 

ひっそりサイドプランクとサイドレッグレイズをやっておきまーす。

 

*****

 

大阪マラソンのレポの続きです。

 

これまでのレポはこちら。

大阪マラソン2017出走記【プロローグ】

大阪マラソン2017出走記【レース前編】

大阪マラソン2017出走記【レース中編】

 

30km通過が2時間34分。この時点でサブ3.5が無理なのは分かっていたし、足の状況からはたぶん自己ベストを出すのも無理なのは分かっていた。それならせめて3時間45分かな?

 

とにかく細かい目標を切らさず、メンタルが完全に折れるのを防ぐ。30kmのエイドの手前でカフェイン入りのマグオンラフランス味を投入。さらに、その30kmのエイドでついに出ましたコカコーラ!コーラの炭酸で気合いを入れ直しつつ、沿道の声援に手を挙げながら進む。

 

本当に、大阪マラソンの声援はすごいなあ、と思った。東京マラソンの声援もすごかったけど、大阪の声援のほうが温かいような気がする。エイドの若いお姉ちゃん達も手を振ったら気さくに手を振り返してくれるし、給水所の後半のあまり誰も水を取らなくて暇そうにしているボランティアさん達はハイタッチまでしてくれる。いやあ、楽しい、声援を受けながら走るのは本当に楽しい。足は痛くて苦しいんだけど。

 

そうこうしているうちに32km、まいどエイドに到達。というか、僕は最初そこがまいどエイドだということに気付かずに、まあここで何か食べる気も起きないしな、とスルーしていたのだけど、そのあまりのエイドの距離の長さにここがまいどエイドだということに気付いたというていたらくだった。

 

結局まいどエイドでは何も食べなかった。そういえばまいどエイド付近ではてなブロガーのさくらさんが応援しているという話だったけど、通り過ぎちゃった?しばらく沿道をキョロキョロ探してみたが、それらしき人は見つけられなかった。残念。

 

いよいよコースは住之江通に入って、ニュートラムの高架下を走る。GARMINのペースは5:30/km前後でなんとか維持できていた。が、34km手前でとうとうアイツがやってきた。そう、東京マラソンの時に僕を苦しめた大腿四頭筋の痙攣だ。最初は左足の太ももの前面がピクピクとし始めた。ああ、攣るな、と思いペースダウン。すると今度は右足の太ももの前面がピクピク。一気に両足にきちゃったか…。ふと、昨日のエキスポで試供品をもらったコムレケア(ゼリータイプの芍薬甘草湯)をポケットに入れていたのを思い出して投入してみる。これでおさまれ!

 

…おさまりませんでしたorz

 

30km~35km 公式ラップ 27:57(5:35/km ave.)
GARMIN計測 5:35-5:19-5:28-5:42-5:37

 

それでもペースを落として走っているうちに足の痙攣はおさまってきた。でも、もうペースは上げられない。完全に足は終わっていた。閉店ガラガラー。

 

キロ6分が切れない。まあ、走る前の左膝の状態を考えたらここまでこのタイムで来れたのは上出来か?いや、でもまだあと6kmある。足が終わっても、できるだけ速くフィニッシュへ。

 

36km過ぎ、再び右足の太ももが痙攣した。しかも今度はペースを落としても痙攣が引く気配がない。くーっ、しびれるねえ。でも、沿道の応援はこんな大阪の外れなのにすごくたくさんで、その声援を受けてしまってはとても歩く気にはならなかった。そうこうしているうちに後ろから3時間45分のぺーサーがやってきて、あっさり僕を抜いて先に行ってしまった。いやはや、3時間45分も無理かー。ペースはさらに落ち、そして最後の難関、南港大橋へ。

 

おいやんさんが、南港大橋はたいしたことないってコメントで書いてたけど、やっぱり膝を痛めてさらに右足が痙攣している状態の僕にとってはとても大変だった。GARMINの表示は時々キロ8分台を表示した。い、一応走ってるんだぜ?歩いてないんだぜ?

 

南港大橋を渡り終えてすぐの38kmエイドでバナナを食べる。あと4km!右足の痙攣はどんどん痛くなってきて、ペースもどんどん落ちていく。

 

35km~40km 公式ラップ 32:36(6:31/km ave.)
GARMIN計測 6:03-6:17-6:25-6:20-7:02

 

40km通過が3時間35分。キロ7分台になってしまった今、3時間50分切りもあやしくなってきて、ペースを見ると完全に撃沈レースなんだけど、でも僕はここまでのレース運びをまったく後悔していなかった。24kmまではほぼ予定通りのペースで来れたんだ。あとのペースダウンは今の自分の実力ということ。出せるものを出し切って、このタイムなら仕方ない。

 

41kmを過ぎて、インテックス大阪のフィニッシュに上っていく坂の途中で、左側で手を振るムスメちゃんと嫁さんの姿が見えた。今日は朝から海遊館に行くって言ってたけど、ランナーズアイを見てフィニッシュ地点近くで応援してくれていたんだ。

 

ムスメちゃんのほうに駆け寄ってハイタッチ!(マラソン大会で初めてムスメちゃんとハイタッチしたよ~!嬉しいよ~!)

 

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撮影:嫁さん(しっかし、ひどいフォームだな)

 

あとはただひたすらフィニッシュへ向かって駆け込むだけだった。キロ7分越えてるけど。


40km~フィニッシュ 公式ラップ 15:55(7:15/km ave.)
GARMIN計測 7:21-7:09-7:25

 

フィニッシュタイム
グロス 3:55:44
ネット 3:51:13

 

フィニッシュで振り返って一礼をしようとしたけど、足が止まらなくてただ単に頭を下げて後ずさりする変な人になってしまったw

 

インテックス大阪の中に入り、フィニッシャータオルとメダルをかけてもらう。フィニッシャータオルをかけてもらった瞬間、鼻の奥からこみあげるものが。いや、完全にレース運びは失敗なんだけど。不思議と悔しいという感覚はなかった。むしろすがすがしい気持ちだった。3時間51分、これが今の自分の実力。痛めた左膝を抱えて、それでもこの間のいびがわよりも良いタイムだし、一応セカンドベストじゃないか。これでしばらく足をしっかりケアして、またサブ3.5目指して練習をすればいい。この時こみあげてきたものは、その時点のベストを尽くして走り終えた満足感だったんだと思う。本当に、ファンランにしなくて良かった。まったく後悔しない走りができたから、この結果はこの結果で良かったんだ。

 

アクエリアス、パンをもらって荷物の受け渡しへ。荷物の受け渡しの途中、オールスポーツのフィニッシャー写真を撮ってくれるブースがあったのでそこの行列に並んで写真を撮ってもらう(買うかどうかは検討します)。その列に並んでいる最中から嫁さんから「まだ?」「うまいもん市場でたこ焼き食べてまーす」「コーヒー飲んでます」などというメールがどんどん届くので、とりあえず更衣はせずにタオルを首に掛けたまま外に出る。

 

そして嫁さんとムスメちゃんに連れられて、インテックス大阪の入口でパシャ!

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家族がレースのフィニッシュで待っていてくれたのは初めてなので、こんな写真を撮ったのも実は初めて。いや、これは嬉しい。本当に嬉しい。

 

このあとなぜか嫁さんと僕が交代して、走ってない嫁さんがフィニッシャータオルを広げてムスメちゃんと撮影していたけど、気にしないでおこうw

 

その場ではとりあえずウインドブレーカーだけ着て、駐車場に移動して帰路につく。帰りは嫁さんの運転で。

 

続きます。