どうも、てつさんです。
日曜日に60km走してから、ちょっと左の腸脛靱帯がまた張った感じが出てきたのでランオフを続けています。いやあ、腸脛靱帯炎って本当にしつこいですね…。まあ痛くて走れないというほどでもないので、もう少ししたらまた走ろうとは思っているのですが、ここで無理して高山を走れなくなったら本末転倒ですからね。
適切な休養も大切でございます。
さて、その60km走。昨年は名古屋メンズマラソンと称してウィメンズマラソンのコース+坂道おかわり18kmのわりと平坦なコースを走ってきたのですが、今年は高山対策として峠を越えるコースを走ろうという計画でコースを考えました。
↓ちなみに昨年の60km走の記事。
これが昨年の高低差。ギザギザしてますけど、細かいアップダウンはありますがそれほどキツい坂はありません(最後の坂でも標高差はそれほどない)。
そしてこれが今年の高低差になります。
午前8時にJR千種駅をスタートして、大曽根から国道19号に入ります。あとは国道19号をひたすら北上。
最初は薄曇りで日差しもそれほど強くなく、風も吹いていてむしろ少し肌寒いくらいの天候でした。どんどん19号を北上して、いよいよ内津峠の入り口へ。22km地点です。
このあたりで雲もほとんどなくなり、日差しが強くなってきました。でも、風があったのでそれほど暑くなく走っていてとても気持ちいい。高山本番の日もこんな天気だったらいいのに。
ここまでのコンビニ休憩は2回。飲み物はアクエリアスをソフトフラスクに入れて、適宜走りながら摂取。ここまでの補給はおにぎり1個とウィダーインゼリーを1パック。
ちなみにシューズはHOKAのCLIFTON4でした。靴紐を緩めて履いたら、前回のような右足の先のキツさを感じずに走ることができました。靴紐の締め方も大事ですねえ。
で、この頃は元気で峠の坂道もテクテクと登ることができて(峠の一番上で国道19号はトンネルになるのですが、トンネルの中も歩道がきちんと整備されているので安心して走りやすかったです)、登り切ったら坂を下って多治見に到着!
往路のゴールは多治見駅です。ちょうど30km地点、時刻はちょうど12時。4時間かけて走ってきました。ここでレッドブルを補給。昨年の経験から、練習でも30kmの壁があって、これを乗り切るのにはカフェイン入りの炭酸が自分には効果があると思っているので。
ついでにうなガッパと記念撮影www
夏は酷暑の街として有名な多治見ですが、この日の12時時点の気温は22℃とまあまあ走りやすい気温です。
さて、復路は内津峠ルートを通らずに土岐川(庄内川)沿いを走る愛岐道路を通って名古屋に帰るルートをとります。
いや、この季節はものすごく景色がいいんですよ、このルート。
ここで一つ失敗したと思ったのは、多治見駅でソフトフラスクにアクエリアスでなく麦茶を詰めたことですかね。愛岐道路沿いにはコンビニがないので、ここから15kmほどコンビニで補給を摂ることができません。で、麦茶にはほとんどナトリウムが入ってないので汗でどんどんナトリウムが失われていってしまうわけですね。さらに麦茶にはカロリーも入っていない。多治見駅を出て、5kmくらい過ぎたあとから体に一気に疲れが襲ってきました。一応塩熱サプリを持っていたので2粒ほど補給しましたが、このあたりの数kmは本当につらかった。
これはすべて麦茶のせいではなくて俗に言う30kmの壁だったのかもしれませんが、ちょっとした補給ミスが命取りになるなあということを実感しました。
でも風景は最高にきれいでしたね。
定光寺駅。名古屋駅からJR中央線各駅停車に乗るとたった30分でこの風景!
ちなみに愛岐道路は歩道がないので、道路の右側の端に寄りながら対向してくる車をよけつつの走りになりました。これがなにげにストレスフルでした。
そして愛岐道路を抜け、名古屋市の守山区に入ってようやくコンビニ休憩。この頃はもう僕はヘロヘロで、歩いたり走ったりしながらのランになってしまいました。コンビニでレッドブル(もう1本!)とガリガリ君を補給。もちろんアクエリアスも。
50kmを過ぎるとなぜか再び足が動き始めて、上り坂も走って上れるようになってきました。いや、そうは言っても足痛いけど。たぶんこのあたりでようやく補給がうまく行き始めたのではないかと。
というわけで、途中でヘロヘロになりましたが、今年は足攣りを起こすこともなく60km完遂!
ゴールは大曽根駅!と言いたいところでしたが、大曽根駅だと60kmにちょっと足りなかったのでその先のスーパー銭湯をゴールにしました。
というわけで、今回得られた知見としては
・補給大事。ウルトラはエイドが充実しているとはいえ、やはりジェルをたくさん担いでいった方がよさそう。
・給水は基本的にスポーツドリンクを摂るべし。
・レッドブル1本目が効果なかったのはやはりミネラル不足とカロリー不足だったからか。2本目はしっかり効果があったと思う。本番ではドロップバッグに入れておく(去年は入れ忘れた)。
・ウルトラでもやはり30kmの壁があるのは去年実感したとおり。メンタルをいかに保つか。
・上り坂は無理せず歩いて積極的に足を休めるが吉。
といったところでしょうか。
今年も走り終わってみたらとても楽しい60kmでした。いや、途中は本当にヘロヘロで、途中でやめて電車に乗って帰ろうと思ったくらいなんですけどね(笑)。