てつさんのジョギングダイアリー

発作性心房細動のアブレーション治療から復活を目指してます

お休み・レースは厳選してエントリーしましょう&大阪マラソン2017出走記【レース中編】

どうも、てつさんです。

 

腸脛靱帯の痛みはだいぶ良くなってきましたが、とりあえず今週中はランオフ。木曜から金曜にかけて京都に出張なので、今週末から少しずつ走ってみようかと思っています。愛知池のDNSはとりあえず保留にして、来週の具合を見て考えようかな。とても自己ベストを狙うような状況ではありませんが。

 

さて、先週末、ムスメちゃんの学童の保護者会があったんですよ。

 

ムスメちゃんも来年で4年生。僕も保護者会4年生。んで、学童4年目にもなると「そろそろ役員を…」という話になるんですよね。うちの学童、3年生くらいで役員やっているお父さんお母さんもたくさんいるわけで。

 

うちの学童の役員って、会長副会長会計と各行事の実行委員長で構成されているんですけど、各行事の実行委員長ってだいたい今年の委員の中から「来年はこの人ね」ってのが暗黙の了解で決まっていて、僕はその中の「この人」に入ってなかったんですよね。人望がないので。

 

そうすると会長副会長会計のどれか、になるじゃないですか。

 

ええ、引き受けてやりましたよ会長を(なりゆきで)。

 

みんな僕のことを来年度から会長と呼ぶがよい。

 

子供たちの前で挨拶とか、人の前で喋るとかすごく苦手なんですけどね~。

 

で、今年の会長から「来年に入ったらこれだけの書類を引き継ぎますね~」と大量の書類の束を見せられて、卒倒しましたね。

 

これ、あかんヤツや…。

 

ただでさえ仕事で忙しいのに、これだけの書類を処理する余裕なんて、あらへんで…。

 

僕の心の中の声「来年は学童の行事、減らしちゃおっと」

 

まあ、そんなわけで来年度は今年度ほど多くのレースにエントリーすることはおそらく不可能です。厳選してエントリーしていかなければ。

 

…そして、厳選した結果。

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待ってろ千光寺(2年連続2回目)!

 

*****

 

大阪マラソンのレポの続きです。

 

これまでのレポはこちら。

大阪マラソン2017出走記【プロローグ】

大阪マラソン2017出走記【レース前編】

 

御堂筋を南下してふたたび難波交差点を右折して千日前通へ。確か17.5km地点で再びChoeiさんが応援していてくれるということだったのでそこまでペースを落とさずに進もうと気合いを入れ直す。たとえブログの中だけでも、顔は知られていなくても、知っている人が応援していてくれるというのはとても心強い。

 

GARMINのここまでの平均ペースも5:01/kmを表示していて、ほぼ想定のペースで来れている。しかし、この時点でじわじわと足に疲労感は感じてきており、そう長くは持たないかも、という不安は徐々に高まってきていた。

 

17kmすぎ、道路右側に黄色い「ぐわぁT」が見えてきた。側道は走路にはなっていないので歩道の応援部隊とハイタッチすることはできない。Choeiさんがいるかどうか分からなかったけど、とりあえず「Choeiさーん」と呼んでみる。すると紫色のアフロをかぶっているChoeiさんが身を乗り出して声をかけてくれた!ありがとうChoeiさん!

 

さて、コースは京セラドームに向けて大正橋を渡ることになる。が、この大正橋を渡りながら、僕は明らかにここまでとは違う足の重さを感じていた。まだ半分にも到達してないのに、少しキツい。ペースはそんなに落としていないつもりだったけど、GARMINに5:10/km台のペースが表示される頻度が増えてきた。うーん、気のせい気のせい。脳を騙そうとしながら進む。

 

15km~20km 公式ラップ 25:13(5:03/km ave.)
GARMIN計測 5:04-4:57-4:58-5:06-5:07

 

20km地点を越え、京セラドームの前の給水所でボランティアのお姉ちゃん達の声援に手を振りながら走る。もうすでに20km地点で声援に頼らなければいけないなんて、明らかに沈没しかかっている証なのだが、それでも頼れるものは何でも頼ってやろうというつもりで進む。が、やはり帰りの大正橋を渡る上り坂でペースダウン。ちょっとした上り坂がキツくなってきているのだ。それでもなんとかハーフまではと気持ちを奮い立たせ、中間点通過が1時間46分台。

 

サブ3.5を達成するにはここからさらにペースを上げなければいけないのだけど、正直ここからペースを上げるのは厳しいな、と思った。まあでもサブ3.5は厳しくてもなんとか自己ベスト(3時間37分台)は出せないかな、と気持ちを切らさないようにする。とりあえず、このペースでしまだ大井川で撃沈した28kmを越えられるか、だ。

 

再び難波交差点を右折し22km、なんばの駅を越えて国道26号へ。このあたりから一気に風景が下町っぽくなって、沿道の応援もその辺に住んでそうな普通のおじちゃんおばちゃんが増えた。ところで、今回大阪マラソンを走って思ったのだけど、大阪マラソンの応援ってアフロのカツラをかぶって応援している人が異様に多くありませんか?(笑)

 

戎神社前を再び折り返してさあ、25km、と思った時だった。

 

今まで静かだった左膝の外側にズキンと痛みが走った。

 

ついにきたか…。

 

とうとうここまでテーピングでごまかしていた左腸脛靱帯炎の痛みが現れたようだ。着地するごとに左膝がズキンズキンと痛む。一気に5分20秒台~30秒台にペースが落ちる。

 

いやあ、よく頑張ったな、僕の左膝。なーんてことを言ってる余裕はなくて、あと17kmこの足でどうやって走るんだ?という不安で一杯になる。不安だけど、進むしかない。できる限り、速くフィニッシュへ。

 

20km~25km 公式ラップ 26:16(5:15/km ave.)
GARMIN計測 5:10-5:11-4:52-5:14-5:24

 

左膝の痛みのため、今までのようなペースでは走れなくなってしまった。あと17km、17km…。膝だけでなく、メンタルも崩れ落ちそうだったけど、幸い沿道にはたくさんの応援の人たちがいた。

 

気持ちがネガティブになるたびに、手を出してくれている沿道の人たちとハイタッチをして、ありがとう!と大声を上げる。そうするとなんとなく痛みをその時だけでも忘れてペースを維持できるような気がした。本当にこの区間ではたくさんの人とハイタッチをした。

 

途中で100万人の応援団長、森脇健児が沿道で応援していた。老人ホームのじいちゃんばあちゃん達が沿道で手を振ってくれていた。いやあ、ありがたいありがたい。


走りながらも試行錯誤しながら少し着地のやり方を変えたりしていたら、左膝の痛みが楽になった。再びペースが上がる。レース中にフォームをいじってペースを上げるというのは、たぶん付け焼き刃すぎてそう長くは持たないんだろうけど、それでも痛みが楽になるというのはとても嬉しいことだった。

 

気付くとしまだ大井川で撃沈した28kmを越えていた。しまだ大井川よりは走れているんだ!ここまで補給はきちんと摂ってはいたが、30kmで最後の切り札、カフェイン入りのマグオン(ラフランス)を投入する予定だった。28kmを越えたんだから、次は30kmまでは粘れ!


25km~30km 公式ラップ 26:51(5:22/km ave.)
GARMIN計測 5:30-5:21-5:32-5:09-5:17

 

次回でフィニッシュです。