てつさんのジョギングダイアリー

発作性心房細動のアブレーション治療から復活を目指してます

お休み・スポーツ遺伝子検査を受けてみました

どうも、てつさんです。

 

先日名古屋シティマラソンを走ってからずっとランオフ。

 

花粉症の薬のせいで朝から晩までずっと眠たいし、あと先日から時々動悸がするので毎日のように飲んでいたモンスターエナジーをやめてみたらカフェインの離脱症状の頭痛に悩まされてしまい、走るエネルギーが低空飛行状態なのであります。

 

ただ、走らない代わりにいろいろと来シーズンに向けてのトレーニングをどうするか、について仕込みを開始しています。そう、シーズンオフもランニンググッズに課金するのに忙しいです(吐血)。

 

そんな課金第1弾として、先日、ツユダクさんがご自分のスポーツ遺伝子の分析を調べておられたので、僕もやってみました。

 

tuyudaku1218.hatenablog.com

 

ちょっとだけトレーニングするだけでぐんぐんマラソンが速くなる人っているじゃないですか。僕のリアルラン友さんでも年間走行距離700kmくらいで先日フルマラソンサブ3.5を達成した人がいます。僕は去年の年間走行距離1800kmでようやく先日サブ3.5。

 

なんなの?この差!

 

運動神経とか、個人差とか言われたらそうなのかもしれないけど、それなら自分はマラソンというスポーツが向いていないってことなの?

 

そもそもそういう個人差っていうのは生まれつきの遺伝子で規定されているのか、それとも過去の運動経験から蓄積されているものなのか。残念ながら僕は過去の運動経験はほとんどないので、それなら遺伝子で勝負するしかないのか?

 

確かに僕はハーフや10kmのベストタイムと比べるとフルマラソンのタイムが遅い傾向があったので、おそらく瞬発力に優れて持久力に劣る「速筋型」なんだろうなあ、とは思ったてたのだけど、この遺伝子検査を受けると本当に自分が速筋型なのか、遅筋型なのかが遺伝子から証明できるという。

 

速筋型ならスピード練習はほどほどにロング走などのスタミナトレを重視しなければいけないし、遅筋型ならやはり今まで通りのスピード練習は必要なんだろう。

 

遺伝子がどこまで自分のパフォーマンスに影響するのかは分からないけど、自分がマラソンに対してどれくらいの適性があるのか、トレーニング量は人よりもたくさん必要なのかどうかなど、今後の参考になるかもしれない。

 

というわけで、ツユダクさんと同じくこちらから申し込んでみました。

 

www.herseries.co.jp

 

価格は税込7560円。高いと思うか安いと思うかはあなた次第。ん、僕ですか?この口元の吐血痕が目に入らないですか?

 

この検査で調べられるのは次の3つの遺伝子。

  • ACTN3遺伝子
  • ACE遺伝子
  • PPARGC1A遺伝子

 

・ACTN3遺伝子

速筋の新陳代謝を司るタンパク質の遺伝子。この遺伝子にコードされるタンパク質が多いと速筋の割合が高くなり、スプリントやパワー系の種目に適するとされている。

 

・ACE遺伝子

血管を収縮させる物質(アンギオテンシン変換酵素)の遺伝子。この活性が低いと血管拡張能が高いため筋肉への栄養や酸素供給能力に優れているとのこと。運動時の疲労に関係するらしい。

 

・PPARGC1A遺伝子

筋肉ないのミトコンドリアの生成を調整するPGC-1αというタンパク質をコードする遺伝子。筋肉細胞中のミトコンドリア生成量が多いとエネルギー産生量も高くなり長時間にわたってより多くのエネルギーを必要とする運動ができるらしい。

 

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というわけで、申し込んで数日で、検査キットが届きました。

 

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口の中のほおの粘膜をこすり取って、返送するだけ。特に難しいところはありません。

 

検体を送り返して10日ほどで結果が出ました。

 

そんなわけで結果ドン!

 

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一つずつ見ていきましょう。

 

ACTN3遺伝子

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僕は日本人に19%のR/R型でした。ほら、やっぱり速筋型じゃん!

 

僕がハーフとか10kmよりもマラソンを苦手としているのは遺伝子のせいなのです!僕のせいではありません!

 

じゃあなんでウルトラなんて走ってんだよというツッコミはナシでお願いします。

 

ACE遺伝子

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I/I型でまさかの持久系トレーニングに適しているタイプ!?そして運動による疲労を感じにくいタイプ!?

 

いや、疲労はバンバン感じてますけど…。

 

でも、あの岩本式を睡眠時間3時間とかでこなしたということはやっぱり鈍感疲労を感じにくいということなんだろうか…。

 

PPARGC1A遺伝子

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PPARGC1A遺伝子はG/G型。なんと、運動を効率よく行えるタイプで持久力を要する運動に向いているとのこと。

 

あ、このへんはマラソンに適正あるのね…。

 

ミトコンドリアが増えるといえばインターミッテント走ですが、こうしたトレーニングも効率よく行えるということがわかります。

 

というわけで結論としては

「おまえさんは筋肉はスプリント向きだけど、血管の拡張能やミトコンドリアは持久走に向いている」

 

ただ、いろいろ調べてみると速筋タイプだからといって持久力がまったくつかないわけではなく、トレーニングによって筋持久力はついてくるとのこと。そのためにはやはり低強度長時間のトレーニングが必要みたいです。

 

結論、僕に必要なのは遺伝子からも「ロング走」

 

今回の遺伝子検査で、僕は遺伝子的にはわりと運動に有利な遺伝子を持っていることが分かったことで、トレーニングに対するモチベーションが少し上がりました。

 

要するに、足りぬ足りぬは工夫と努力が足りぬ、ということ!

 

来シーズンに向けてもがんばりましょう。