ども!てつさんです!
昨日は東京マラソンプレミアムエントリーの先行抽選の結果発表でしたが、結果は安定の落選。
まあ、一般エントリーも難しいだろうな…。と言いつつ、3年前は先行抽選落選からの一般抽選で当選だったので、今ひとつ希望を捨てきれず。.
東京落選した時の保険は姫路城にするか、静岡にするかまだ悩んでいます。姫路城も抽選だしなあ。
姫路は無茶苦茶いいレースですよ! 一度は走って欲しい!!
— びあー (@beer_____beer) August 7, 2019
びあーさんに姫路城をプッシュされた…。
まだ時間があるのでもう少し悩みます。
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以前のレポはこちら→その1
吉田口五合目から登り始めた我々一行、さっそく(僕に言わせると)急な登り坂がやってきて足取りが重くなる。
が、ネムネム隊長は「100マイラーはこれくらいの坂なら走りますよ!」とサクサクと登っていく。いやあ、トレランすげえわ。ネムネム隊長にトレラン沼に誘われている僕としては若干引き気味w
出発して30分くらい登っていくと、六合目に到着。
ここで富士山保全協力金の1000円を払う。
ここまではネムネムさんからお借りしたトレッキングポールは使わずに登っていたのだけど、やっぱりあったほうが楽そうだったのでここからはポールを使って登ることに。あと、ここまでで結構汗をかいたのでTシャツの下に着ていたアンダーシャツを脱ぎました。ここでアンダーシャツがびしゃびしゃになったら上で汗冷えしてしまいそう。
森林限界も超えているので登山道とは言ってもほとんどが石と砂利。ネムネムさんの「フルマラソンで言うとここは5kmですね」の一言で少し心が折れる。
そこから50分くらい登って、七合目到着。七合目では山の斜面に山小屋の明かりが連なって見えて、なんだか不思議な風景だった。スタジオジブリあたりのアニメに出てきそうな風景だな、と思った。
七合目からは登山道の路面が石や砂利じゃなくて、火山岩の足場を登っていくことが多くなる。あと、このあたりからツアーの登山客が増えてきて、渋滞し始めた。
ネムネムさんが顔をしかめて「こんなペースじゃ間に合わないから、抜けるならどんどん抜いていきましょう」と我々にハッパをかけた。その言葉に従って立ち止まっている登山客の横をどんどん追い抜いていく我々一行。
MacRunさんとnaoさんの二人がどんどん進んでいくので見失わないように追いかける。
こんな岩場なのでトレランポールが今度は邪魔になってしまい、途中の休憩でポールをザックにしまう。日付も変わって渋滞をかわしつつ2時間近く進んでようやく八合目。
おそらく人生で初めての海抜3000m越え。高山病とか心配だったけど、今のところ大丈夫。八合目でトイレに行き、トイレチップ200円というのを支払う。
「フルマラソンで言うとそろそろ15km地点です」
「八合目の次は九合目だと思うでしょ?残念ながら、次は本八合目です。本八合目の次は八合五勺」
しかし、このあたりからツアー登山客の渋滞が本当にひどくなってきた。おそらくツアーガイドも全員把握し切れていないんじゃないか、と思われるくらい。「ツアー○○、皆さんいますかー」「はーい」くらいの点呼で進んでいるので、たぶん途中で誰かが脱落しても気付かないんじゃないかな。
そういう点で、我々チームはてブロは7名(うち経験者2名)という構成で(これでも多かったのかも)よかった、と思ったのでした。
しかし、時刻も2時を過ぎて風も出てきたので寒くなってきた。渋滞に巻き込まれて足が止まると、ふっと意識が遠のく瞬間が出てくる。眠くはないと思ってるんだけど、やっぱり眠いのかな。本八合目でレインウェアを着込み、ヘッドウェアもBuffから防寒キャップに替えて本格的に寒さ対策。
MacRunさんとnaoさんがどんどん先に進んで行ってしまって、見えなくなってしまった。僕の後ろにはよねランさんとキラさん。ごいさんは後ろにいたはずなんだけど渋滞に巻き込まれて見えなくなったので、ネムネム隊長は「先に行って下さい、探しますから」と途中で離脱。
よねランさんと前後しながらどんどん進んでいったら、赤い光が見えてきた。そう、工事現場によくある赤のLEDだ。
「あの赤い光が頂上です!」
誰かが言う。あ、そうなんだ。九合目とか、全然気付かなかったな。
吉田口と須走口の登山道は去年の台風で崩落して、山頂付近は仮復旧した登山道だった。フウフウ言いながら進むと、狛犬が。
この鳥居をくぐると山頂だ!
この時の気持ちとしては、あっけなかったな、というものだった。確かに途中はしんどかったけど、これならフルマラソンの方がしんどいわ。
山頂でMacRunさんとnaoさん、よねランさんと合流する。あれ、キラさんが来ないけど大丈夫かな?と気にしていたら
キラさん、富士山で攣り部入部。
この直後にごいさんと自分の二人分の荷物をかついだネムネム隊長登場。ごいさんも足が攣ってしまったらしい。しかし、二人分の荷物をかついで登ってくるとは、100マイラーはやっぱりかっこいいな。頼りになる隊長でよかった。
最後に攣り部に入部したキラさんも合流し、はてブロ富士登山チーム、無事に登頂成功!
山頂は風も穏やかで(途中の登山道のほうが風があって寒かった)、「これは滅多にないいい天気ですよ」とネムネム隊長say。
午前4時10分。うっすらと東の空が明るくなってくる。この日の日の出は4時44分とのこと。座って御来光の時間を待つ。
続きます。