ども、てつさんです。
まだ左足の痛みも残ってるということで今日もランオフです。
それでは姫路城マラソンのレポの続きをいきましょう。
いよいよ2月26日午前9時、号砲です。
その前に、今回の姫路城マラソンのコースのご紹介。
うん、ざっくりと言うと、行って行って帰って行って帰って帰ってくるコースですね(ざっくり過ぎ)。
そして注目すべきは高低差。
16kmまでの行って行ってはずっと上り、32kmまでの帰って行ってはずっと下り、そこからの帰って帰っては5km上って5km下る、非常に分かりやすいコースです。
プランとしては16kmまでは我慢、そこから32kmまではフィーバー!、そこから5kmはまた我慢して残り5kmでフィーバー!ですね。うん、分かりやすい。
はい、それ以外のプランはありません。覚える数字は16、32、37。それだけ。あとはペースコントロールを間違えないようにするだけです。
ということで、午前9時、応援軍師という名の間寛平ちゃんに見送られながら姫路城前をスタートします。
スタートロスは1分くらい、入りの1kmは5分12秒。富山マラソンの反省を生かしてフットポッドのStrydの調整をしたので、ほぼガーミンの計測する1kmとコースの距離表示の1kmも一致。まずは上々の入りでした。ただ、最初のエイドでポカリスエットを飲んだあと、スタート前にトイレに行ったはずなのに尿意が頭をもたげてきます。気温が低いからか、冷たいものを飲むとすぐにおしっこになってしまったのでしょうか。
うーむ、これは富山マラソンと同じく早めにトイレに1回行っておいた方がよいかな?と考えながら5km地点通過。
【スタート~5km】25:04
だいたいキロ5分で予定通りの最初の入り。5kmを過ぎてしばらく行くと左側にトイレがあったので、意を決してそこでトイレに入ることに決めます。コースをはずれてトイレの方に行くと、トイレ待ちの方が一人。しまった、満員か。早めにトイレに行っておくなんて、みんな考えることは一緒だなあ。
幸い、すぐにトイレが空いたのでダッシュで用を足して、コースに戻ります。トイレロス40秒くらいだったかな?といったところ。
ところが、いつも僕は愛知池でトイレに行く時にガーミンを止める癖があるのですが、この癖がついついこの場面でも発動してしまいます。せっかくガーミンを止めずに用を足したというのに、コースに戻る時に思わずガーミンのスタート/ストップボタンを押してしまったのです。
しばらく走ってガーミンが止まっていることに気付き、慌てて再スタートさせましたが、30秒くらいガーミンが止まっていたかも?正確な距離と正確な時間が分からなくなってしまいました。うーん、しょうがない。キロ5分ペースを続けていけばなんとかなるはず!
6kmか7kmあたりから、街の中から川沿いの田舎道に入ります。淡々とキロ5分ペースを刻んで、10km地点の時計を確認するとだいたい51分30秒くらい。トイレのロスが40秒として、でもガーミンを止めていた時間が何秒くらいか分からないけど、20秒くらい?うーんわからん!とりあえずスタートロスが1分くらいだったから、30秒くらいの借金だな、ということだけ認識しました。
【5km~10km】25:28
そこからは淡々とキロ5分よりちょっと速いペースで刻むだけ。高低図だと上り基調ですが、思ったほど上ってる感じはありません。川沿いの道であまりさえぎるものがないので時々冷たい北風が向かい風となって襲ってきますが、それほど苦にはなりませんでした。
【10km~15km】24:45
15kmすぎて、いよいよ我慢の上り区間が終わりが近づいてきたのですが、それほど上ってきたという感覚もなかったので、あ、そろそろ折り返しなのかな、くらいの感じでした。
というか、あんまり折り返した時のこと覚えてないんですよね。前回の記事でも書きましたが、なんか走ることに集中していたようで回りの応援の声も入ってこない。
で、折り返した後も当初のプランのようにフィーバー!するわけでもなく淡々とキロ5分ペースで。ただちょっと気持ちだけペースを維持するのが楽になってたのかな?
【15km~20km】24:37
20kmすぎてからも単調で全然走っている時のこと覚えてない。飛ばすことなく淡々と走っていました。あ、このあたりでまた尿意が出てきたような気がするのですが、さすがに2回目のトイレに行くほどの時間的余裕はなかったのでここは我慢することに(最後までなんとか我慢できた)。
【20km~25km】24:17
このへんも全然覚えてないけど、唯一覚えているのは「はてブロ頑張れ~」と声をかけてくれたお兄さんがいらっしゃったこと。
そう、僕は今回もはてブロTシャツでこのマラソンを走っていたのです。
お兄さんは「自分も、昔やってました…」と一言告げて颯爽と僕を追い抜いていったのですが…。
誰…?
昔はてブロやってて今はもうやっていないという僕を追い抜いたお兄さん、あなたはいったい誰なんですか??????だって、はてブロTシャツの存在を知っているんですよね?ということは僕もたぶん知ってる人なのでは…?
あとから考えたんですが、たぶんあの人です。昔、僕と激しく煽り合っていたあのツ…。
声をかけてくれてありがとうございます。おかげで少し元気が出ました。
【25km~30km】24:45
さて、30km通過地点の時計が2時間29分59秒(これはしっかり確認した)。見事にほぼジャストキロ5分!
いや、残りの距離もジャストキロ5分で走っていると、最後の0.195kmのぶんが足りなくてわずかにグロスサブ3.5に届かない…。どれくらいペースを上げたらグロスで3時間半に間に合うの?(もちろんその場で計算できるほどの脳みそは持っていない。正解は残り12.195kmを平均キロ4分55秒未満)
しかも、ここからはこの日僕が履いていたメタスピードスカイにとっては未知の世界になります。果たして、カーボンシューズで残り12km走りきれるのか?
若干心がザワザワしますが、とにかくここはペース死守。しかも、32km地点からは我慢の上りが始まるのです。足が止まったらその瞬間ネットでもサブ3.5はダメになってしまう。川沿いの景色のあまり変わらない細いサイクリングロードを走っていきますが、頑張らないとペースが落ち気味になっているのも分かりました。
グロスはダメでもまだネットでサブ3.5はいける。落ち着いて無理せずいこう。
【30km~35km】24:59
35kmを越えても幸いまだ足は止まりませんでした。とにかく、37km、37kmまでは我慢だ。あとは下り基調になるはず…。
いや、実際は想像していたより下り基調にならなかったんですけどね。
37kmを越えて、「残り5km」の表示が出たのでペースアップ。イメージは初サブ3.5を達成した2019年の静岡マラソン。ラスト2.195kmで100人以上ゴボウ抜きしたあの静岡マラソンのイメージで走ります。
が、やっぱり足はそんなに簡単に動かなかったですよね…。それでもとにかく前を走っている人を一人、また一人と拾いながら走っていきます。沿道の応援はまったく意識の中に入ってきません。
【35km~40km】24:45
40kmの表示を越えました。40km越えて走ってられてるのって、それこそ2019年の静岡マラソン以来。恥ずかしながら、今回僕は12本目のフルマラソン挑戦なんですが、一度も歩いたり止まったりしなかったフルマラソンって過去11回のうち4回だけなんですよね。もうそれだけでも今回のレースは大成功なんですが、ここまできたらなんとかサブ3.5にはねじ込んでおきたい。でも、40km地点の時計で12時19分40秒(グロスで3:19:40)の表示を見た時、(微妙…)って思っちゃったんですよね。残り10分20秒でしょ?キロ5分だと残り20秒で195mとか無理じゃん。
自分、195mを何秒で走れるのよ?もうそんなことはどうでもいいわ、とにかく足を動かせい!
昨日姫路城に登った時に通った大手門を通り抜け、42km表示を通過。フィニッシュのほうから「ただいま、3時間29分40秒です」の声が聞こえてくる。
グロスで3時間半、間に合わないやんけ。でもネットでは間に合った。えーい、でも最後まで必死で走るんじゃい~!
はっきり言ってもう、すごい顔してたと思います。鬼のような形相でフィニッシュに駆け込みました。
【40km~フィニッシュ】10:39
グロスタイム 3:30:21
ネットタイム 3:29:19
それではまた、ごきげんようなのにゃ。