てつさんのジョギングダイアリー

発作性心房細動のアブレーション治療から復活を目指してます

ジョギング8.90km・再始動

どうも、てつさんです。

 

今朝は、3時半に右足のこむら返りで目が覚めました。…右足、そんなにまだ調子悪いのん?

 

東京マラソンが終わって1週間。名古屋シティマラソンまで1週間。

 

そろそろ、走り出したい。

 

東京マラソンの時に痙攣した両足の大腿四頭筋はほぼ痛みは良くなったのですが、今は歩いたりすると右の膝と右すねの内側、そして右股関節の後ろあたりにチクチクと痛みが走ります。別に痛い場所を押さえたり揉んだりしても痛みが強くなるわけではないので、その部分に炎症とかが起きているわけではなくて、ただ右足の使い方が悪い、ということなんでしょうねえ。

 

せっかく3時半に目が覚めたので、走ってみることにしました。ていうか走る気満々だった。

 

できれば10kmくらいゆっくり走ってみたいなあ~、と思ったのですが、いざ走り出すとやはり膝が痛い、腰も痛い。走っていて腰も落ちてくるし、東京マラソンを挟んでいろんな体のバランスが崩れてしまっているようでした。

 

これは時間がかかりそうですねえ…。

 

最初は休み明けで足も軽かったので、走り出したらキロ5分10秒くらいまで上がってしまい慌ててスピードを落としたりしたのですが、結局足の痛みと相談しながらキロ5分40分くらいで走りました。

 

走る距離も10kmはあきらめて、途中でショートカットして帰宅するコースへ。

 

結果

時間 0:50:09

距離 8.90km

ペース 5:38/km

カロリー 599kcal

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結局10kmやめたと言いつつ9km近く走ってしまったわけですが、今回の足の痛みはなかなか頑固な印象です。走れないわけじゃないんだけど。

 

あー、走らない方がいいのかなあ。でも、炎症っぽくないので、走らないでいてもあんまり変わらないような気がする。

 

とりあえず無理せずジョグを続けて様子見てみようと思います。

お休み・東京マラソン反省会と今後の展望

どうも、てつさんです。

 

東京マラソンが終わり、はや1週間。皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。今日レースだった皆様、お疲れ様でした。

 

僕は東京マラソン前から痛めていた足の調子が芳しくなく、1週間ノーラン調整を続けました。昨日からの調子もそんなに変わらないのですが、いつまでも休んでると僕の精神状態が悪くなってしまうので、とりあえず明日くらいから走ってみようかな…、と思っています。もちろんジョグですよジョグ!しばらくスピード練習は控えます。

 

そういえば、前記事のかぶりものへのたくさんのご意見、ありがとうございました!

 

大仏の人気に嫉妬

 

大仏のあまりの人気に僕も真剣に着用を検討していろいろ調べてみたのですが…。

 

名古屋シティマラソン、意外と仮装のガイドラインが厳しくてですね…。

 

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顔全体を覆う仮装は禁止!?

 

名古屋シティマラソンで大仏マスクと言えば、「マラソンバカ一代」のばんばさん(id:marathondojo)ですが、ばんばさんも去年の名古屋シティではスタートしてからはマスクを取って走られたとのこと。

 

しかも、着ぐるみもダメなのか…。厳しいなあ…。

 

いつか、奈良マラソンを走る機会があれば、その時はぜひ大仏マスクで走りたいと思います!(違

 

がっ、今回の件については時間もないので以下の3つから選びたいと思いますっ!ちなみにこの記事を書いている時点ではプーさんがリード中!

 

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早く決めて、Amazonにかぶりものに合わせた全身色タイツを発注しないと…(違

 

*****

 

さて、今回の東京マラソン、走っていてすごく楽しくてまた走りたい!と思うコースでした(江東区とか墨田区のあたりの地理はまた改めて勉強したいと思います…)。もちろん来年もエントリーするよ!

 

が、今回のレース、目標だったサブ3.5は見事に達成できず、ネットタイム3時間38分台という結果に終わりました。いや、ほんの4ヶ月前にようやくサブ4達成した程度のランナーなんだから、十分だろ!とは思うのですが、ほら、ブログで大見得切った手前、やっぱりねえ。

 

でも、得られるものは多かった。特にレース中に足が痙攣したのは初めてだったので、痙攣が起こった場合のレースマネジメント、ダメージコントロールという点ではとてもいい経験になりました。

 

足が痙攣した原因としては、やはり右足が痛くてテーピングを巻いてごまかして走っていたので、余計な負担が左足にかかってしまったのが直接の原因なのではと思います。右足が痛くなったのも含めて、調整失敗(オーバーワーク)だったということでしょう。

 

あとは、やはり30km以上走るのが足りなかった。結局この4ヶ月で30km以上は2回しか走っていませんでした。時間が取れなかったのが最大の原因で、その代わり2日間で50km前後とかは何度かやったので大丈夫かな、と思っていたのですがやはり長時間走り続ける経験というのは必要なんだな、と思いました。

 

今シーズンのレースはあと来週末の名古屋シティマラソンハーフ、来月のぎふ清流ハーフ、そして6月の飛騨高山ウルトラの3本となります。

 

ウルトラは初挑戦なのですが、おそらく平日の練習時間は今以上にとることは不可能なので、まずはコツコツと日々のジョグを大切に、できれば休日に1回か2回は5時間走または50km走とかをやらないとなあ、と思っています。

 

そして、まだ来シーズンのフルマラソンのエントリーは始まっていませんが、来シーズンこそサブ3.5!を達成したいと思います!頑張ります!

 

それでは今後とも当ブログをよろしくお願いします。

お休み・名古屋シティマラソン黄信号&東京マラソン2017出走記【30km~フィニッシュ・地獄の後半編】

どうも、てつさんです。

 

昨日は足の調子が良くなったと書きましたが、今日は起きたらまた足の痛みがぶりかえしてました…。このすねの内側の痛み、やっぱりシンスプリントなのかな?なかなか頑固です。

 

というわけでこの週末は完全休足することにしました。今日はしばらく放置していた自分の本棚やクローゼットの整理をして過ごしました。

 

ちょっと仕事も来週はバタバタと忙しくなりそうなので、来週末の名古屋シティマラソン、不安がいっぱいです…。

 

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とりあえず家にあるかぶりものを出してきてみた(ウォーリーとピカチュウは以前やったので却下)。

 

どれがいいと思いますかね?

 

*****

東京マラソン2017出走記【30km~フィニッシュ編】

*前回までのレポはこちら

東京マラソン2017出走記【プロローグ・EXPO編】

東京マラソン2017出走記【当日朝~スタート編】

東京マラソン2017出走記【スタート~15km・はてなランナーとの邂逅編】

東京マラソン2017出走記【15~30km・予想外の再会編】

 

帝国ホテル前で嫁さんとムスメちゃんの応援を受け、気力は十分だった。いわゆる30kmの壁はその時点では全く感じていなかった。

 

この日比谷通りを南下したら、待ちに待った東京タワーだ。僕はなぜか東京タワーの姿形が大好きで、中沢新一の「アースダイバー」を読んでからあの赤色の構造物は東京の守り神なのではないかと思っている。

 

アースダイバー

アースダイバー

 

なので、レース終盤に東京タワーが姿を現すのをとても楽しみにしていたのだ。

 

が、内幸町の交差点を越え、西新橋の交差点にさしかかろうとしたところで、異変が起こった。

 

左膝の上あたりの大腿四頭筋が突然、ピクピクピクピクッと痙攣を始めたのだ。

 

やばい、攣る…。

 

突然の事態にパニックに陥る。去年10月のしまだ大井川マラソンのあと、両足のふくらはぎが同時に攣って10分ほどその場で動けなかった記憶が蘇る。

 

えーっと、こういう時はどうすればいいんだ?みんな、足が攣った時は止まってストレッチやってるから止まるべき?でも岩本(能史)コーチの本だったっけ、ストレッチはしてはいけない、ペースを落として走り続けろって書いてあったような気もする…。

 

どちらにしても止まったり歩いたりするとサブ3.5が遠ざかることになる。それなら少しでも前に進んだほうがいいんじゃないか。そう判断し、ペースを落とす。慌ててポーチの中を探り、藁にもすがる思いで2RUNのタブレットを口に放り込んだ。

 

しまだ大井川の時のような足攣りが起こったら、歩くのもやっとになってしまってレースは終わる。まだ10kmあるんだ、冗談じゃない。左膝の痙攣と相談しながら、攣りがひどくならなさそうな程度にできるだけスピードを落とさずに前へ進んだ。

 

1kmラップが5分20秒程度に落ちた。ただ、止まってストレッチをしても、それでキロ4分50秒台に回復してさらに止まった分を挽回できる保証はない。止まらず進む。それまでは周りのランナーをどんどん追い抜きながら走っていたのだけど、今度はどんどん追い抜かれるようになってしまった。

 

せっかく楽しみにしていた東京タワーが右側に見えてきたというのに、視界には入ってこなかった。ただ必死に、攣らないように左足に意識を集中した。コースは単調な直線コース。御成門芝公園といった知っている地名はでてくるものの、折り返しの高輪までどれくらいの距離があるのか、まったく想像がつかなかった。

 

残り10kmを切っているというのに、泣きたくなってきた。

 

でも、ちょっと落ち込みながらもペースを落として走り続けているうちに、だんだんと左膝の痙攣がおさまってきた。おそるおそる少しペースを上げてみる。大丈夫そうだ。そうやって少しずつペースを上げながら進むと、三田のあたりでは1kmラップを5分10秒程度まで上げることができるようになった。

 

【30km~35km:25'49"(5'10"/km ave.)】

 

35km通過は2時間56分10秒。残り34分で7km超。冷静に考えるとかなり厳しいのだけど、痙攣もおさまってきたので、まだあきらめていなかった。2袋目のアミノダイレクトを口に入れ、ギアを上げる。計算はできないけど、キロ4分半くらいでなんとかなる?

 

ようやく高輪の折り返しが見えてきた。あとは今来た道を戻るだけだ。35kmの給水で水を取り、痙攣していた左膝にかけた。走れ、自分。

 

ピクピクピクピクッ

 

が、その気合いは36km過ぎ、泉岳寺の交差点を過ぎたあたりで見事にへし折られた。左膝が再び痙攣し始めただけでなく、右膝の上の大腿四頭筋も同じように痙攣を始めたのだ。

 

あー。

 

両足が同時に攣るとそれこそ歩くのもやっとになる。本当にレースが終わる。絶望的な気持ちになりながら、ペースを落とした。あと6kmちょっとなのに。

 

サブ3.5を、あきらめた瞬間。

 

早い段階でサブ3.5が無理になった時の代替策は考えていなかったので、ぼんやりした頭を必死で働かせて作戦を練り直す。このままペースを落とし始めたらどこまでもずるずるとペースを落としてしまいそうだった。

 

そもそもサブ3.5と言いだしたのはレースのほぼ10日前。それまではサブ3.45と言いながら3ヶ月間練習してきたはず。それなら、足の被害は最小限にして3時間45分は死守しよう。そして、もちろん最初のミッション、笑ってフィニッシュは達成しよう。

 

気持ちを切り替えて(あんまり切り替わらなかったけど)前へ進む。心肺には余裕があるのが逆に悔しい。両足が攣らないように膝に意識を集中する。

 

1kmラップでは5分40秒を切れなくなってきた。今までは給水は5kmごとにスポーツドリンクをとっていたが、初めて38kmすぎで水を飲み、最後のゼリーバーを口にした。ついでに給食のバナナも食べようと思ったが、テーブルに近づくために歩こうとしたら両膝の痙攣がひどくなったのであきらめて走り続けた。

 

気付いたら40kmの表示が近づいていた。

 

【35km~40km:28'59"(5'48"/km ave.)】

 

40km通過は3時間25分9秒。それでもあと5分弱で2.195kmか…と計算する往生際の悪い自分がいた。3時間45分は残り20分あるのでさすがに大丈夫そうだけど、両足をかばいながら走っているせいで、ふくらはぎも痛くなってきた。ペースはさらに落ちていく。

 

残り2kmの表示を見て、最初のミッションを思い出す。そう、残り2kmはこれまでの道中を思い出してウイニングラン。これを言ってたのはnaoさんだったかな?

 

でも、走りながら思うのはサブ3.5できなかった、ということばかりだった。はてなランナーの皆さんの顔(※ただしアイコン)を思い浮かべながら走る。みんなサブ3.5を応援してくれてたのになあ。申し訳ないなあ。

 

日比谷の交差点を曲がり、さらに交差点を左折して丸の内仲通りに入ると、石畳の道の両側に応援の観衆がいっぱいに広がっていた。

 

壮観だった。

 

進路を道の右側にとり、手を出してくれる応援の人の手に右手を合わせながら走った。こんなにたくさんの応援、笑顔に迎えられてフィニッシュに向かえるなんて、なんて幸せなんだろう。自分も笑顔で走らなきゃ、と改めて思った。

 

東京マラソンが終わる。ある日突然東京マラソンを走りたくなってフルマラソンに挑戦するようになり、幸いにも2回目のチャレンジで抽選に当たって、楽しみに楽しみにしていた東京マラソンが終わる。

 

これでサブ3.5達成してたら、満足して走れなくなってしまったかもしれないなあ。サブ3.5達成できなかったのは、神様がまだまだ走れよって言ってるのかもなあ。なんにせよ、サブ3.5で走る実力は今の自分になかったってことだ。

 

幸せな、幸せな2kmが終わり、行幸通りへ。行幸通りに入ったらすぐにフィニッシュゲートが見えた。ラスト、ダッシュをする足は残っていなかった。ミッションは笑顔でフィニッシュだ!右手を突き上げ、フィニッシュラインをまたいだ。腕時計を見ると、3時間38分という文字が表示されていた。

 

【40km~フィニッシュ:12'58"(5'54"/km ave.)】

 

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振り向いてフィニッシュの写真撮ってみたけど人大杉

 

フィニッシュ後、ボランティアさんに誘導されてランナーサービスに向かう。歩みを止めると足が攣りそうなので、大きく足踏みしながら前へ進んだ。フィニッシャータオルに続いてメダル、ポカリスエット、水、バナナ、カロリーメイトを受け取る。

 

なぜだか鼻の奥がつんとしてきて、悔しさでもない、悲しさでもない、嬉しさでもないわけの分からない感情が込み上げてきた。なんだろこれ。フィニッシャータオルで顔の汗を拭くふりをしながら、迎えてくれるボランティアさんに笑えるように顔を作ろうとしたけど、なんだかうまくいかなかった。

 

荷物受け取りに進む前に、道路の片隅で休んでいる他のランナーさんにお願いして写真を撮ってもらった。お互いに写真を撮り合って、また東京で会いましょう!と言って別れた。

 

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僕の更衣場所は大手町サンケイプラザだったので、日比谷公園まで歩かされたランナーさんよりは負担は少なかったと思う。更衣室で着替えながら、ブログに速報をアップした。一応、初めてサブ4達成した4ヶ月前のしまだ大井川から19分ほど縮めた自己ベストだったけど、目標のサブ3.5には届かなかった。改めて、足が痙攣したことが悔やまれた。心肺に全然余裕があったのは心拍計のデータを見ると明らかだったから、足が痙攣したということはそのペースで走る足ができてなかったということだ。これが、今の自分の実力ということだね。やっぱり、スタミナが課題だな。フィニッシュ地点でもらったカロリーメイトをほおばりながら、そう思った。

 

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その時、携帯電話が鳴った。嫁さんからだ。

 

僕「もしもーし」

嫁「ちょっと!フィニッシュしてから1時間近く経ってるのに全然連絡ないけど何やってんの!」

 

 

あっ

(連絡するの忘れてた)

 

Fin

 

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次回、反省会です。

お休み・山東の水餃子&東京マラソン2017出走記【15~30km・予想外の再会編】

どうも、てつさんです。

 

昨夜は後輩と横浜中華街に出かけて、前回横浜出張の時にICHIZO(id:ICHIZO)さんに教えてもらった「山東」の水餃子を食してきました!

 

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うわお、モッチモチの食感!

 

しかも、この餃子にはココナッツ風味のたれをかけて食べるのですよ。このたれがまた水餃子にあって美味しいのです!

 

雨の横浜中華街も、なかなかいい感じでした!

 

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でも、やっぱり「三陽」のインパクトには勝てないな…。

 

足のほうは日に日に良くなってきてます。今週末、ためしにちょっと走ってみようか、それとももう少し様子を見ようか悩んでいます。

 

そうは言っても名古屋シティマラソンまであと1週間ちょっとだもんねえ…。

 

*****

東京マラソン2017出走記【15~30km編】

*前回までのレポはこちら

東京マラソン2017出走記【プロローグ・EXPO編】

東京マラソン2017出走記【当日朝~スタート編】

東京マラソン2017出走記【スタート~15km・はてなランナーとの邂逅編】

 

15km通過時点で1時間17分16秒。手元のペース表より3分ほど遅れているが、ペース表は3時間半より2分ほど余裕をもって作ってあるのでまだまだ挽回可能。でも、一応30kmまでは寝ていくつもりなのでこのペースを崩さないように淡々と走ることを心がけた。

 

しかし、僕の周りのランナーのペースは明らかに落ちてきていた。たぶん僕がこのあたりで走っていたのがサブ4ギリギリあたりの集団だったと思う。確かにこの混雑の中、キロ5分でその集団の中を走るというのはなかなか難しいものがあった。

 

前のランナーをかわそうと少し横に出ると、別のランナーがすぐ前に現れた。ゆっくり並んで走るランナー。足の痛みも軽くなり、お腹も痛くなくなって、寝ていくと言っているわりにキロ5分のペースを維持したい僕にとって、この混雑がだんだん苦痛になってきた。

 

15km過ぎの給水でまずメダリスト(アミノダイレクト)を補給。本当は10kmで補給するつもりだったけど、MacRunさん探しに一生懸命だったので補給できなかったのだ。

 

ムセた。

 

涙目になりながらポカリスエットでメダリストを流し込み、走り続ける。蔵前橋を渡り、清澄通りへ。18km地点付近で、4時間のぺーサーを捕まえた。が、この4時間ぺーサーの周りが、さらにひどい混雑だった。

 

道路いっぱいに広がる4時間ぺーサーに合わせて走る人々。もちろんキロ5分強のペースで走る僕にとってはかなりゆるいペース。その人々をかきわけ、道路の右に寄り、左に寄り、時には接触しながら走ってもなかなかこの人混みを抜け出せない。

 

ストレスMAX!

 

スライドしてくる反対車線はガラガラなのに、なんなのこの混雑!

 

走りながらイライラするなんて、とは思うけれど、本当にストレスがたまった区間だった。確かに、今回はGブロックスタートだし、どこかで混雑に巻き込まれてしまうのは当然のこと。

 

そうこうしているうちに門前仲町の20km地点に到達した。

 

【15km~20km:25'08"(5'02"/km ave.)】

 

20km地点でザバスピットインジェルを1本補給。

 

20km通過が1時間42分24秒。想定より3分30秒ほど遅い。幸いここまで足の調子も悪くないし、お腹の痛みも良くなった。30kmまで寝ていけとは言うものの、このままのペースでいったら想定ペースとの差が広がってしまう。

 

中間点を過ぎて、ようやくランナー集団の混雑がばらけてきて、思い通りのペースでストレスなく走れるようになってきた。

 

よし、ここらへんでちょっとギアを上げていこう。

 

ギアを上げた結果、1kmラップ4分40秒台が出るようになった。よしよし、いいぞ。このまま4分40秒台をキープしたら最後につじつまは合うはずだ。

 

しかし、走っている墨田区江東区のあたりはまったく不案内で、いったい自分がどこを、どの方向に向かって走っているのかさっぱり分からなかった。森下とか言われても、名古屋にも森下駅はあるよ?とか思いながら走っていた。

 

ここまでバンビさん、MacRunさん、家族を探しながら走っていて気が紛れていたのだけど、ちょっと走るのに飽きてきた中だるみの時期だったのだと思う。雷門まではわりと聞いたことある地名だったし名所も多かったのに…。

 

再度蔵前橋を渡って25km地点到達。ここでゼリーバーを1本補給。

 

【20km~25km:24'02"(4'48"/km ave.)】

 

時刻は11時半を回り、だんだん日射しが暑くなってきた。1kmラップは変わらず4分40秒台。いいペースで刻めている。少し体への負荷が高まったためか、心拍は若干上がり気味。あと15kmちょっとかあ。たぶん持つと思うけど、20km手前の混雑で無駄な動きをしたせいか足に少し疲れが出てきて、いつものレースを途中で投げたくなるサボリ虫が首をもたげてきた。

 

furuhon-yaさんとkojiさんのターサージールを抱えた誇らしげな顔(※ただしアイコン)が脳裏に浮かぶ。

 

サブ3.5達成したら僕もターサージール!

 

ニンジン作戦の発動だ。もちろん前日のEXPOではasicsのブースで僕が買うことになるであろうターサージール5 wide 赤はたっぷり触ってきた。イメージトレーニングはバッチリだ。

 

それでもちょっと滅入ってしまった気持ちはなかなか元に戻らない。

 

と、その時!

 

ふいに「てつさん」の文字が目に飛び込んできた!

 

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そこには緑のジャケットと黒いニット帽をかぶった男性が!そう、 

 

MacRunさん再び!!!!

 

その時まで気付いていなかったのだけど、ちょうど27km地点過ぎ、蛎殻町交差点手前はMacRunさんと10km過ぎでハイタッチした場所の対向車線側だったのだ。そして、MacRunさんは僕がスライド区間に戻ってくるのを待ってくれていたのだ!

 

MacRunさぁあぁぁぁぁぁぁん!

 

大きく手を振って近寄り、再びハイタッチ!

 

こんな気分が滅入っているタイミングで現れるなんて、

あなたは神か!

 

「3時間半、いけるよ!」というMacRunさんの声を背中に受けて、再び前を向き、足のギアを入れる。

 

よし、いけるぜ、サブ3.5。

 

再び茅場町の交差点を曲がり、日本橋へ。そして、日本橋を曲がって中央通りへ。さあ、いよいよ銀座だ!

 

中央通りに入るとスライド区間ではなくなるため、コースが道路いっぱいに広がる。道路両側に広がる応援の人だかり。僕は比較的すいていた道路右側に進路を取り、時々応援の人に手を振りながら足を進めた。

 

やっぱり楽しいじゃーん、東京マラソン

 

【25km~30km:23'55"(4'47"/km ave.)】

 

30km地点通過は2時間30分21秒。30kmのベストタイムだ。残り12kmを1時間。想定より2分半ほど遅いが、残り10kmを4:50/kmなら十分サブ3.5はいける計算になるはず。大丈夫、自分はネガティブスプリッターだし、練習でも12km1時間は走れていたから、レースならなおさら大丈夫。

 

自分に言い聞かせながら、ここでここぞの時のためにとっておいたカフェイン入りザバスピットインジェルを補給した。

 

日比谷の交差点を曲がり、今度は高輪へ向かう長い長い道のりの始まり。

 

日比谷通りを南下し始め、帝国ホテルの前を通過しようとした時、ふいに沿道から僕の名を呼ぶ聞き慣れた声がした。

 

振り向くと…

 

嫁さんとムスメちゃん!!!

 

雷門で僕を見つけられなかった二人は、嫁さんの東京の友人と日比谷でランチをしようと帝国ホテル前までやってきたのだが、ちょうど応援ナビで僕がこのあたりを通過しそうだということを見て沿道に立って僕を探していたそうだ。

 

あ、ありがたや…。まさかのミッション達成…。

 

二人に大きく手を振って、再び前を向く。いざ、サブ3.5へ。

 

続きます。

 

長くなってきたけど、読み疲れてない?

 

次回、いよいよフィニッシュだよ!

お休み・東京マラソン2017出走記【スタート~15km・はてなランナーとの邂逅編】

どうも、てつさんです。

 

今日は後輩に同行して横浜に出張。ですが、天気も悪くて、足の調子もまだまだ今ひとつなので相変わらず休足で調整でーす。

 

そういえば楽しい楽しいみなとみらいランをしてからまだ3ヶ月も経ってないんですね…。なんかすごく遠い記憶に思える…。

 

tetsu-san.hatenablog.com

 

足のほうですが、昨日久しぶりにトリガーポイントのグリッドローラーで筋膜リリースをやってみたら、かなり楽になりました!左足はほぼ元の状態に復活です。右足はまだ踏み込むと膝のあたりに痛みが走るのでもう少し時間がかかりそうですが、それでも東京マラソンを走る前よりもいい状態になってきていると思います。

 

焦らず調整を続けます!

 

*****

東京マラソン2017出走記【スタート~15km編】

*前回までのレポはこちら

東京マラソン2017出走記【プロローグ・EXPO編】

東京マラソン2017出走記【当日朝~スタート編】

 

いよいよ東京マラソン2017、スタート。

 

スタートロスは11分くらい?だったけど今回はネットタイム勝負なので気にしない。

 

さて、今日の42.195kmの中で自分に課しているミッションがいくつかあった。

 

・もちろんサブ3.5
・笑ってフィニッシュする
・できれば最後の2kmは笑顔でウイニングラン
・30kmまでは寝ていけ
・7km付近でボランティアをしているバンビさんとハイタッチ
・10km過ぎで応援してくれているMacRunさんとハイタッチ
・15km雷門付近で応援してくれている嫁さんとムスメちゃんを発見する
・レース中写真は撮りません(サブ3.5に集中するため)

 

サブ3.5はレース2週間前に行われた愛媛マラソンでのToshiさんの熱い走りに刺激を受けたのと、同日の犬山シティで10分43分切りを達成して多少自信がついたのもあってそれまでの目標サブ3.45を上方修正したものだ。多少準備期間が短かったとは言え、1ヶ月くらい前からはいくらかサブ3.5を意識した練習をしていたので、自分の中ではたぶん大丈夫だろう、と思っていた。

 

スタート直後、コースは都庁通りから北通りへ大きく右折していく。すでに道の両側には大勢の観衆が鈴なりになっていた。

 

すげえ…この観衆…。

 

スタート混雑のためにスピードは上げられないが、下り坂なのもあって足は快調。道路の端に寄って、手を出してくれている観衆とハイタッチしながら進んでいく。まだまだ、スタートしたばかり。ここは楽しむところだ。

 

ブルブルッ。

 

早速左腕のfit smartが震える。見ると、1kmラップ4:41の表示。

 

んなわけあるかい!

 

しばらく先の道路の横に1kmの表示があるし、すでにGPSが全くアテにならず、ということがわかった。というわけで以後ペース確認はG-SHOCKの手動ラップをひたすら見ていくことになった(G-SHOCKはラップを保存できないので今回のレースの1kmごとのラップは結局分からないまま)。

 

実際には最初の1kmは6分くらいだったと思う。

 

コースは靖国通りを下って、飯田橋へ。このあたりは人の流れに乗って無理せず進む。

 

【スタート~5km:26'40"(5'20"/km ave.)】

 

さて、5kmを過ぎて飯田橋の手前ので1回目の給水。給水プランは基本的に5kmごとにするつもりだった。

 

このあたりから走るコースを道路の右端に取っていく。最初のミッション、バンビさんとのハイタッチを実行するためだ。

 

事前に得ている情報ではバンビさんは7km手前の進行方向右手でコースガイドをしているとのこと。服装はイエローのボランティアジャケットに水色のシューズ。左胸に「ゆっこ」と書かれたシールタイプのゼッケン。あとは1回だけブログに顔出しされた時の顔だけが手がかりだ!

 

6kmを過ぎて、いよいよバンビ地点が近づく。走りながら、道路脇に立っているボランティアさんの胸のゼッケンやシューズをチェック。なかなかそれらしき人、いないなあ。

 

7km手前って言ってたけど、もう7km地点に着いちゃうよ…。

 

時々コース脇に立っているボランティアさんが手を出してくれるのでタッチをしながら進む。うーん、分からん、こりゃ無理だ!

 

半分あきらめつつ、西神田の交差点を曲がろうとした時に道路脇に立っていたボランティアさんが手を出してくれたのでタッチして通り過ぎようとした。

 

ん?

 

…あれ、なんだったんですかね、自分でもびっくりしたんですが、その瞬間って、その人の姿形、ほとんど見てないんですよ。ただ、ん?って。

 

ハッと振り返って、そのボランティアさんを見たら、向こうも大きなまん丸な目をさらに丸くして。ぱっとその人の足元を見たら、水色のシューズ。

 

「……バンビ……バンビ…?!」

 

【反省文】
あまりにも不意の出来事だったために、バンビ「さん」と呼ばず、大変失礼ながらバンビと敬称略で呼んでしまったことを謹んでお詫び申し上げます。バンビさんは本人がおっしゃるほど丸い顔ではありませんでした。丸い目が印象的な美人さんでした。

 

ほんの数秒、お互いその場でフリーズ。バンビさんがすかさず「頑張ってくださーい!」と手を振って言ってくれた言葉に弾かれるように、右手を挙げてくるっとまたコースの前を向き、西神田の交差点を曲がって先に進んだ。

 

ミッション一つ、クリア!

 

バンビさんから元気をもらって、足の痛みも忘れて快調に進軍。キロ5分ちょっとで巡行できるようになってきた。あと、幸いにもこのあたりでようやくお腹の痛みもおさまってきた。

 

【5km~10km:25'21"(5'04"/km ave.)】

 

10km付近、日本橋まで来るとまた道路脇の応援がすごいことになってきた。なんだこの大観衆。都市型マラソンと言えば去年の名古屋シティマラソンを走ったけど、こんなたくさんの応援なんてなかったぞ。

 

そんな大観衆の中を走れる幸せを噛みしめつつ、次のミッションの準備に取りかかる。

 

次はMacRunさんとのハイタッチだ。MacRunさんは10kmすぎの茅場町の交差点を過ぎたところで待ってくれているとのこと。事前情報では緑のNORTHFACEのジャケット、黒のニット帽、あと「てつさん」と書かれた応援ボードを持ってくれているそうだ。もちろん面識はない。

 

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画像はMacRunさんのブログから借用・改変させていただきました

 

東京の地理は不案内で、特に日本橋より東のエリアはスカイツリーと浅草以外ほぼ未踏ゾーン。茅場町と言っても何が何やらなので、交差点の表示を見逃さないように進む。

 

茅場町の交差点を左折し、新大橋通りへ。しかし、沿道の応援も多くてなかなかそれらしき人は見つからない。これはまた、見つけるのは難しいかな?そう思った時、遠くに掲げられた「てつさん」の文字が目に入ってきた。

 

そのボードを持っているのは緑のジャケットに黒のニット帽の男性。間違いない!MacRunさんだ!

 

大きく手を振ってMacRunさんに近寄り、熱くハイタッチ!緑のNORTHFACEのジャケットと、オレンジのNORTHFACEのランニングシャツのコラボレーション!

 

これでミッション二つ目クリアだ!

 

バンビさんもMacRunさんもこのブログ開設当初から読者になっていただいていて(バンビさんはブログ開設もほぼ同じ時期)、ぜひともお会いしたいと思っていたお二方でした。また、機会がありましたら一緒に走りましょう!

 

その後浅草橋を越えたあたりで早くも先導車に続いて先頭集団がスライド区間を走ってきた。のんびり走っている我々は、先頭集団に向かって盛大な拍手。ほんと、すごく速かった!

 

さらにコースは浅草寺雷門へ。次なるミッションは嫁さんとムスメちゃんを探し出すことだったが、雷門に近づくにつれて道路両脇の観衆はどんどん増えていってまさに黒山の人だかり。嫁さんの目印は蛍光色で「ナイスラン」と書いたシールを貼り付けたうちわ(アイドルのコンサートでよくファンが持ってそうなヤツ、わざわざ手作りしてくれました、感謝しています)。でも、そんなに大きなうちわじゃないので、はっきり言って走りながら見つけるのは無理…。

 

嫁さんとムスメちゃんは僕がここにたどり着くまでスカイツリーに遊びに行くということだったので、この人混みだし、もしかして雷門に到着できなかったのかもなあ…、と思いながら結局二人を見つけることができずに雷門をターンして15km地点を通過した。

 

ミッション失敗…。

 

雷門をターンすると、そこには大きな大きな、東京スカイツリーがそびえ立っているのが見えた…。

 

【10km~15km:25'15"(5'03"/km ave.)】

 

続きます。

 

次回、中だるみの中盤戦、そこに降り立った神とは…?の巻!お楽しみに!

お休み・2月のまとめ&東京マラソン2017出走記【当日朝~スタート編】

どうも、てつさんです。

 

今日から3月。花粉症がつらい時期ですが、毎年内服薬と点鼻薬でなんとか乗り切っています。今年も先月の頭から内服を始めていますが、やっぱり薬のせいで昼間も眠い…。

 

それでも2月は頑張って朝起きてたくさん走りました。ではでは2月のまとめをやりたいとおもいます!

 

回数 16回 (20回)

時間 22:13:55 (27:39:44)

距離 251.8km (305.0km)

ペース 5:17/km (5:26/km)

カロリー 17485kcal (21285kcal)

()内は1月の実績

 

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最後の1週間は足の痛みと東京マラソンへ向けたテーパリングで走行距離を減らしましたが、それでもなんとか月間250km達成です。これで昨年10月から5ヶ月連続で月間200kmを走っています(その結果が足の故障じゃないのかという声は謹んでお受けいたします)。

 

3月は足のケア優先にしようと思っているのでそんなに走れないかもしれませんが、次のターゲットである6月の飛騨高山ウルトラマラソンに向けて、また距離を踏んでいかなければなりません。

 

頑張っていきましょう!

 

*****

東京マラソン出走記【当日朝~スタート編】

 

*前回までのレポはこちら

東京マラソン2017出走記【プロローグ・EXPO編】

 

2月26日日曜日。

 

いよいよ東京マラソンの日がやってきた。

 

4時半にベッドから出てシャワーを浴びた。夜中に何度か目が覚めたけど、眠気はない。

 

前日にコンビニで買っておいたおにぎりを食べ、水分としてOS-1を飲む。なくなっていてほしかった右のふくらはぎの痛みはやっぱりなくなっていなかった。仕方ない。昨日一日やっていた足首のテーピングに加え、ふくらはぎ、膝周りにもテーピングをし、右足をガチガチに固めた。テーピングをすると着地が安定するせいか、痛みが軽くなる。ただそれだけでは不安だった。あれだけやめておこうと思っていたロキソニンを1錠口に入れて、OS-1で胃の中に流し込んだ。

 

着替えながら、カロリーメイトゼリーを食べたり、昨日EXPOでもらったアミノバリューを飲んだりした。着替えが済んだら帰りの荷物のパッキングだ。僕は先にホテルを出るので、チェックアウトの時に帰りの荷物をホテルのフロントに預けてもらうように嫁さんに頼まなければいけない。

 

そうこうしているうちに嫁さんとムスメちゃんも起きてきて、チェックアウトの準備を始めた。ホテルの窓の外を見ると、明るい太陽の光が燦々と降り注いでいた。

 

暑くなりそうだなあ…。

 

本当は上のアンダーのCW-Xの下にファイントラックのシャツを着ようと思っていたのだけど、やめた。天気予報は晴れ、最高気温13℃。

 

7時、嫁さんとムスメちゃんを残してホテルを出発。東京メトロに乗って西新宿駅へ。昨日もらったゼッケン袋の中に、メトロの24時間乗車券が入っていたので、もちろんそれを使う。さすが、スポンサー万歳だ。メトロの中は新宿に近づくにつれてランナーばかりになってきた。いよいよ戦場に向かう雰囲気が高まってきた。

 

なぜ西新宿の駅で降りたかというと、東京マラソン公式サイトから近畿日本ツーリストを通じてホテルを予約すると、西新宿駅近くに用意された専用控え室が利用できるという特典があったのでそれを利用したから。ほら、スタート前のトイレって大行列じゃないですか。この控え室が利用できるプランだと多少お値段が高くなってしまうかもしれないけど、トイレ行列のストレスが解消できるのでは?と思ったのだ。

 

実際この控え室を利用できたのは大正解。8時15分までに入場ゲートを通らなければいけないのに7時40分まで控え室にいることができたし、控え室のトイレは行列もなく最後の最後まで出すものを出すことができた。ここで、着てきたジャージを脱いでランニングスタイルになった。一応防寒のために使い捨てのランニングポンチョも着用。

 

ちなみにこの近畿日本ツーリストの予約特典でアミノバリューasicsのアームシェル、ポカリスエットのロゴ入りランニンググローブをもらえたのだけど、宿泊者1人につき1セットもらえるということで…。

 

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こんなに要らんわw(アミノバリューは100mlサイズだったので前日から当日朝にかけて3本とも僕がいただきました)

 

控え室を出て、入場ゲートへ。僕の入場ゲートはゲート1。控え室からも近い。人の流れに乗ってゲート1に到着し、入場の列に。並んで10分ほどでセキュリティバンドのチェックや手荷物チェックを受け入場することができた。そして次は手荷物預けのために自分の指定されたトラックのところへ行って、手荷物を預ける。

 

あとは自分のスタートブロックに行ってスタートを待つだけ!

 

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都庁、快晴!

 

自分のスタートブロックはGブロック…。もちろん後ろのほうなのでスタート地点は見えない。

 

ボランティアさんにお願いして都庁をバックに記念写真(ボランティアさん、いろんな人から写真を撮るのをお願いされてるにも関わらず嫌な顔一つせずに対応していただいて、本当にありがとうございました)。

 

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ん?ちょっと写真を拡大してみよう!

 

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なんと、左手には腕時計が2つ!

 

あらかじめ都会ではGPSの精度が悪いという情報をゲットしていたので、ラップが正確に出ないだろうということを見越して普段のfit smartに加えて普通のG-SHOCKを装着しました。fit smartは心拍測定とトータルタイム確認用、G-SHOCKは1km手動ラップ測定専用だ!

 

ちなみに今回は初めてペース表なるものも作ってみた。

 

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ドラッグストアに売ってる傷保護用の防水フィルムに油性ペンでペースを記入したもの。事前に同じようにフィルムに字を記入したものを貼ったままお風呂に入って、字がにじんだり消えたりしないことも確認してある。これは自分でもナイスアイデアだと思う。最初の5kmは5:00/km、あとは4:55/kmイーブンでサブ3.5を達成する目論見だ。

 

Gブロックのスタートエリアはちょうどビルに太陽が隠されて日陰のエリア。ポンチョを着ていても寒い。そうこうしているうちにみぞおちのあたりが痛くなってきた。寒さと、緊張と、ロキソニンの影響かな。キリキリとした差し込むような痛みがみぞおちを襲う。足の痛みは多少良くなっているけど、こんなことで完走できるのかな…走る前から弱気になってしまう。

 

8時50分頃になり開会式が始まり、小池都知事のあいさつや君が代の合唱などのあと、9時5分、車いすマラソンがスタート。そしてその5分後、いよいよ花火の打ち上げとともに東京マラソンがスタートした。即座に着ていたポンチョを道路脇のボランティアさんに渡して、戦闘態勢完了。お腹痛いけど。

 

で、号砲は鳴ったとは言ってもやっぱりGブロック。全然前に進まないのよね。

 

のそのそと進む行列。見えてこないスタートゲート。都庁の角を曲がり、&ロゴの陸橋の下をくぐってようやくゲートが見えてきた。紙吹雪?舞ってねえよそんなもんw

 

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ふと左を見ると、来賓席で立ち上がって、奇声大きな声を上げて「頑張れー!いけー!ヒュー!」と叫んでいる人がいる。

 

あ、このテンションの高さは有森さんだ。
(以前、信州安曇野ハーフマラソンで有森さんのテンションマックスのハイタッチを受けたことあります)

 

有森さんに向かって手を振りながら、さあ、いよいよスタートゲートをくぐって東京42.195kmの大冒険のはじまりはじまり!

 

お腹痛いけど。足の痛みはちょっとマシになったけど(涙)。

 

次はいよいよレース本編です。

お休み・東京マラソン2017出走記【プロローグ・EXPO編】

どうも、てつさんです。

 

前回の東京マラソンの速報にたくさんのスターとコメント、ありがとうございました。レースのあとのコメントに本当に励まされています。こんな僕ですが、今後ともよろしくお願いします。

 

痛めていた右足、レース中に痙攣した左足ともまだまだ万全ではなくて、しばらく休足での調整が続きそうな感じ。毎朝仕事に行く前にロキソニンを飲んで、なんとか仕事をこなしています。ロキソニンを飲むと普通に歩けるので職場の人からは「普通じゃん!」と驚かれるのですが、夕方になると効果が切れてきてロボットみたいな歩き方になるのよね…。

 

今週の木曜金曜と、急きょ横浜への出張が決まったのですが、今回はみなとみらいランはお預けでおとなしくしているつもり。

 

精神的にも東京マラソンが終わってロス状態というか燃え尽き状態…。やっぱり東京マラソンは自分にとって特別なレースだったんだなあ、としみじみ思っています。

 

再来週の名古屋シティマラソンのハーフもたぶん万全の状態で走れなさそうなので、かぶりものかぶってファンランにしようかなあ、と考えてたりします。脚の状態が良くなったらガチランするかもですが。

 

それでは記憶が薄れないうちに、少しずつ東京マラソンのレポを書いていこうと思います。

 

*****

 

2月25日土曜日。

 

いよいよ東京マラソン前日。僕が泊まりがけでマラソンを走りに行くなんて史上初めての事態なのですが、嫁さんがマラソンの応援にかこつけて東京の友人と遊びに行けると即座に判断してくれたおかげで一家三人の一泊二日の東京旅行となりました。

 

なお、嫁さんの中の優先順位はもちろん、【友人>>>>越えられない壁>>>>応援】なのですが、気にしてはいけません。ちなみにムスメちゃんの中の優先順位は、【東京にあるたくさんのポケストップ>>>>越えられない壁>>>>応援】だったようです。…泣いてないよ?

 

1週間前から調子の悪い右足の具合は一進一退。ひとまずネットで検索して足首にテーピングを巻き、この日一日歩き回っても大丈夫なように準備しました。

 

午前中はムスメちゃんの音楽教室があったので、名古屋駅から新幹線に乗り込んだのは13時過ぎでした。品川で下車して宿泊するホテルにチェックイン。

 

そのあとすぐに新橋からゆりかもめに乗って東京ビッグサイトへ移動しました。ムスメちゃん、ひたすらポケストップを回す回す(ちなみにムスメちゃんがやっているポケモンGOは嫁さんのスマホです)。

 

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ついにやってきたぜ東京ビッグサイト

 

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てつさんは東京ビッグサイトに来るのは初めてなので、今まで某巨大イベントのために何度かビッグサイトに来たことがある嫁さんに案内されながら受付会場に入ります。

 

ランナー受付は身分証明書確認から始まり、セキュリティバンドの装着、ゼッケンや参加賞のTシャツの受け取り、と流れ作業のようにスムーズ。あっという間に終わりました。

 

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そのまま一般ゾーンへ誘導されたので、一般入場口から入った嫁さんとムスメちゃんはどこ行ったかな…と探していたら…。先に待ち合わせゾーンの写真コーナーの列に並んでこんな写真を撮ってた…!

 

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というわけで僕もムスメちゃんと二人で同じような写真を…。

 

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そしていよいよEXPOゾーンへ突入!

 

マラソン大会のEXPO、去年の名古屋シティマラソンのEXPOのショボさにかなりがっかりした記憶があるのですが、さすが東京!たくさんの企業展示にテンションが上がりまくります。

 

まずは東京メトロのブースへ行って、東京マラソンオリジナル24時間券3枚セットをゲット。

 

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はい、こういうの好きなんです…。でも、有効期限が8月までなんだって…8月までに東京…来ることあるかな…。

 

そしてこの時点でムスメちゃんがすでに飽きてきてしまい、駆け足でEXPOを回ることになってしまいました。飽きるの早いよ!もう少し頑張ろうよ!(お父さんの心の声)

 

近畿日本ツーリストのブースにいた金コーチもスルー!(涙)

 

とりあえずオフィシャルショップに駆け込み、職場へのお土産も含めいろいろな公式グッズを大急ぎで買います。すると、ムスメちゃんが「欲しい」と言って持ってきたのがこの子…。

 

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分かった…分かったよ…。この子を連れて帰ってもいいから、もうちょっとEXPOを楽しませておくれ…。

 

そのあと1階に下りて、asicsのブースで忘れてきたゼッケンピンを購入しました(←家を出て5分後に気付いた)。

 

嫁さんが東京コミュニティゾーンのブースでムスメちゃんにコマ回しをさせて気を引いてくれている間に絶対買おうと思っていたBUFFのブースに行って黒地に金の和柄BUFFを購入!

 

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偶然だけど、ネムネムさん(id:otokonodiet)とおそろい!

 

あとはムスメちゃんにいろいろなサプリの試食をさせたりしながら(塩熱サプリが気に入ったようです)、1時間半くらいでEXPOを撤収しました。

 

EXPO楽しい!すごく楽しい!けど、足りない…圧倒的にEXPOを回る時間が足りない…(不完全燃焼)。

 

夕食は家族で新橋駅地下のセルフうどん屋に入って(東京にまで来て夕飯がセルフうどんでごめんよ…)、ホテルに戻って21時頃ムスメちゃんと(連れて帰ってきたテディベアも)一緒にベッドに入りました。

 

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明日のスタンバイ完了!快走を夢見て眠ります…(実際には一日中歩き回って疲れ果てたムスメちゃんのイビキがすごくてなかなか寝付けなかった)。

 

僕とムスメちゃんが寝たあと、嫁さんは東京の友人と新橋の街へ飲みに繰り出したらしいが、それは別の話(これも立派な嫁さんサービスですよね!)。

 

いよいよ次回、レース当日です。