どうも、てつさんです。
今日は後輩に同行して横浜に出張。ですが、天気も悪くて、足の調子もまだまだ今ひとつなので相変わらず休足で調整でーす。
そういえば楽しい楽しいみなとみらいランをしてからまだ3ヶ月も経ってないんですね…。なんかすごく遠い記憶に思える…。
足のほうですが、昨日久しぶりにトリガーポイントのグリッドローラーで筋膜リリースをやってみたら、かなり楽になりました!左足はほぼ元の状態に復活です。右足はまだ踏み込むと膝のあたりに痛みが走るのでもう少し時間がかかりそうですが、それでも東京マラソンを走る前よりもいい状態になってきていると思います。
焦らず調整を続けます!
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東京マラソン2017出走記【スタート~15km編】
*前回までのレポはこちら
いよいよ東京マラソン2017、スタート。
スタートロスは11分くらい?だったけど今回はネットタイム勝負なので気にしない。
さて、今日の42.195kmの中で自分に課しているミッションがいくつかあった。
・もちろんサブ3.5
・笑ってフィニッシュする
・できれば最後の2kmは笑顔でウイニングラン
・30kmまでは寝ていけ
・7km付近でボランティアをしているバンビさんとハイタッチ
・10km過ぎで応援してくれているMacRunさんとハイタッチ
・15km雷門付近で応援してくれている嫁さんとムスメちゃんを発見する
・レース中写真は撮りません(サブ3.5に集中するため)
サブ3.5はレース2週間前に行われた愛媛マラソンでのToshiさんの熱い走りに刺激を受けたのと、同日の犬山シティで10分43分切りを達成して多少自信がついたのもあってそれまでの目標サブ3.45を上方修正したものだ。多少準備期間が短かったとは言え、1ヶ月くらい前からはいくらかサブ3.5を意識した練習をしていたので、自分の中ではたぶん大丈夫だろう、と思っていた。
スタート直後、コースは都庁通りから北通りへ大きく右折していく。すでに道の両側には大勢の観衆が鈴なりになっていた。
すげえ…この観衆…。
スタート混雑のためにスピードは上げられないが、下り坂なのもあって足は快調。道路の端に寄って、手を出してくれている観衆とハイタッチしながら進んでいく。まだまだ、スタートしたばかり。ここは楽しむところだ。
ブルブルッ。
早速左腕のfit smartが震える。見ると、1kmラップ4:41の表示。
んなわけあるかい!
しばらく先の道路の横に1kmの表示があるし、すでにGPSが全くアテにならず、ということがわかった。というわけで以後ペース確認はG-SHOCKの手動ラップをひたすら見ていくことになった(G-SHOCKはラップを保存できないので今回のレースの1kmごとのラップは結局分からないまま)。
実際には最初の1kmは6分くらいだったと思う。
コースは靖国通りを下って、飯田橋へ。このあたりは人の流れに乗って無理せず進む。
【スタート~5km:26'40"(5'20"/km ave.)】
さて、5kmを過ぎて飯田橋の手前ので1回目の給水。給水プランは基本的に5kmごとにするつもりだった。
このあたりから走るコースを道路の右端に取っていく。最初のミッション、バンビさんとのハイタッチを実行するためだ。
事前に得ている情報ではバンビさんは7km手前の進行方向右手でコースガイドをしているとのこと。服装はイエローのボランティアジャケットに水色のシューズ。左胸に「ゆっこ」と書かれたシールタイプのゼッケン。あとは1回だけブログに顔出しされた時の顔だけが手がかりだ!
6kmを過ぎて、いよいよバンビ地点が近づく。走りながら、道路脇に立っているボランティアさんの胸のゼッケンやシューズをチェック。なかなかそれらしき人、いないなあ。
7km手前って言ってたけど、もう7km地点に着いちゃうよ…。
時々コース脇に立っているボランティアさんが手を出してくれるのでタッチをしながら進む。うーん、分からん、こりゃ無理だ!
半分あきらめつつ、西神田の交差点を曲がろうとした時に道路脇に立っていたボランティアさんが手を出してくれたのでタッチして通り過ぎようとした。
ん?
…あれ、なんだったんですかね、自分でもびっくりしたんですが、その瞬間って、その人の姿形、ほとんど見てないんですよ。ただ、ん?って。
ハッと振り返って、そのボランティアさんを見たら、向こうも大きなまん丸な目をさらに丸くして。ぱっとその人の足元を見たら、水色のシューズ。
「……バンビ……バンビ…?!」
【反省文】
あまりにも不意の出来事だったために、バンビ「さん」と呼ばず、大変失礼ながらバンビと敬称略で呼んでしまったことを謹んでお詫び申し上げます。バンビさんは本人がおっしゃるほど丸い顔ではありませんでした。丸い目が印象的な美人さんでした。
ほんの数秒、お互いその場でフリーズ。バンビさんがすかさず「頑張ってくださーい!」と手を振って言ってくれた言葉に弾かれるように、右手を挙げてくるっとまたコースの前を向き、西神田の交差点を曲がって先に進んだ。
ミッション一つ、クリア!
バンビさんから元気をもらって、足の痛みも忘れて快調に進軍。キロ5分ちょっとで巡行できるようになってきた。あと、幸いにもこのあたりでようやくお腹の痛みもおさまってきた。
【5km~10km:25'21"(5'04"/km ave.)】
10km付近、日本橋まで来るとまた道路脇の応援がすごいことになってきた。なんだこの大観衆。都市型マラソンと言えば去年の名古屋シティマラソンを走ったけど、こんなたくさんの応援なんてなかったぞ。
そんな大観衆の中を走れる幸せを噛みしめつつ、次のミッションの準備に取りかかる。
次はMacRunさんとのハイタッチだ。MacRunさんは10kmすぎの茅場町の交差点を過ぎたところで待ってくれているとのこと。事前情報では緑のNORTHFACEのジャケット、黒のニット帽、あと「てつさん」と書かれた応援ボードを持ってくれているそうだ。もちろん面識はない。
画像はMacRunさんのブログから借用・改変させていただきました
東京の地理は不案内で、特に日本橋より東のエリアはスカイツリーと浅草以外ほぼ未踏ゾーン。茅場町と言っても何が何やらなので、交差点の表示を見逃さないように進む。
茅場町の交差点を左折し、新大橋通りへ。しかし、沿道の応援も多くてなかなかそれらしき人は見つからない。これはまた、見つけるのは難しいかな?そう思った時、遠くに掲げられた「てつさん」の文字が目に入ってきた。
そのボードを持っているのは緑のジャケットに黒のニット帽の男性。間違いない!MacRunさんだ!
大きく手を振ってMacRunさんに近寄り、熱くハイタッチ!緑のNORTHFACEのジャケットと、オレンジのNORTHFACEのランニングシャツのコラボレーション!
これでミッション二つ目クリアだ!
バンビさんもMacRunさんもこのブログ開設当初から読者になっていただいていて(バンビさんはブログ開設もほぼ同じ時期)、ぜひともお会いしたいと思っていたお二方でした。また、機会がありましたら一緒に走りましょう!
その後浅草橋を越えたあたりで早くも先導車に続いて先頭集団がスライド区間を走ってきた。のんびり走っている我々は、先頭集団に向かって盛大な拍手。ほんと、すごく速かった!
さらにコースは浅草寺雷門へ。次なるミッションは嫁さんとムスメちゃんを探し出すことだったが、雷門に近づくにつれて道路両脇の観衆はどんどん増えていってまさに黒山の人だかり。嫁さんの目印は蛍光色で「ナイスラン」と書いたシールを貼り付けたうちわ(アイドルのコンサートでよくファンが持ってそうなヤツ、わざわざ手作りしてくれました、感謝しています)。でも、そんなに大きなうちわじゃないので、はっきり言って走りながら見つけるのは無理…。
嫁さんとムスメちゃんは僕がここにたどり着くまでスカイツリーに遊びに行くということだったので、この人混みだし、もしかして雷門に到着できなかったのかもなあ…、と思いながら結局二人を見つけることができずに雷門をターンして15km地点を通過した。
ミッション失敗…。
雷門をターンすると、そこには大きな大きな、東京スカイツリーがそびえ立っているのが見えた…。
【10km~15km:25'15"(5'03"/km ave.)】
続きます。
次回、中だるみの中盤戦、そこに降り立った神とは…?の巻!お楽しみに!