どうも、てつさんです。
今日はいびがわマラソンから中3日あけて、ランニングを再開しました。昨日まで気になっていた左膝の違和感もほとんど消えて、キロ6分くらいのジョグなら大丈夫だろうと思って出発したのですが…。
やっぱり走り出すと左膝の痛みが出現。あわててペースを落としてキロ6分半~7分程度のゆるゆるジョグで6kmほど走って終了にしておきました。
走り終わると別に痛みもないのになあ。まあ、いびがわでの足のダメージが抜けていないんでしょう。30kmしか走っていないしまだ大井川とは受けたダメージが全然違うということ。とりあえず今週中はゆるジョグのみにしておいたほうが良さそうです。
それではいよいよ中間点を迎えるいびがわマラソンレポの続きをいってみましょう。
これまでのレポはこちら。
いびがわマラソン、コースマップによると20km地点付近が最高標高らしいです。標高169.5m。スタート地点は43.2mなので、20kmかけて126m上ってきました。さらに底を越えて進んでいくと、ようやく見えてきた「中間点」の表示!
はあああ、やっと中間点!ハムストリングも大腿四頭筋も相変わらず悲鳴を上げてるよ~!ハーフをこれからあと1本も走るなんて(しかもネガティブスプリットで?)、大丈夫なのか~!
中間地点通過 2時間4分34秒(ネットタイム2時間0分38秒)
ぐはあ、中間点通過ジャスト2時間じゃん!サブ4大丈夫なのか?とにかく28kmまで!28kmまではこのペース維持!
中間点を過ぎると元藤橋という橋を渡り、揖斐川の右岸へ。ここからは下り坂メインになります。といっても今までもそんなに上ってきているという感じはなかったんだけどなあ。普段家の周りの坂道で練習しているので、これくらいの上り坂はそこまで精神的に苦にはならなかったというのは正直なところ。
22km過ぎのまんぷくエイドという太巻き寿司やあんパン、バナナなどを食べられるエイドも完全スルーして、ここまでカロリー補給は持参のザバスピットインゼリーやメダリスト、マグオンのみで。大井川と違ってエイドで時間を潰している余裕なんてないんですよ~!
20km~25km 公式ラップ 26分59秒
GARMIN計測 5:15/5:26/5:26/5:12/5:18
その後は単調な川沿いの道が続き、ひたすら修行のような走行が続きます。天気は快晴で日の当たる場所では汗が噴き出しますが、いったん日陰に入ると空気が一気にひんやりとして、汗がひいていきます。
下り坂なのでやはり前半と比べて若干ペースアップした印象。オーバーペースにならなければハムストリングと大腿四頭筋の痛みもひどくなってこないので、GARMINとにらめっこしながらひたすらペースキープ。
27km地点で、ひとくちゼリーを提供してくれるエイドがあり、ゼリーくらいなら大丈夫だろうと思い一つもらって食べました。しかもその隣に揖斐茶を提供してくれるエイドがあったので、あたたかい揖斐茶をいただきつかの間のティータイム。
さらに坂を下り、とうとうしまだ大井川で撃沈した28km。あ、足は痛いけどまだ走れる…ここまで来たら次は30km!30km地点まで頑張る!
そして突然現れるコース両脇の黄色い帽子をかぶった小学生たち!えええええ、こんなところでハイタッチしてくれるの!ありがとうありがとう!元気もらうね!
気づくと30kmの看板。よっしゃ、ここでカフェイン注入や!足の痛みもこれでおさまれ~!とマグオンのラフランス味を初めて投入しました。おいしい…。
25km~30km 公式ラップ 27分03秒
GARMIN計測 5:10/5:15/5:32/5:07/5:19
(あ、今回のレポはもう写真はありませんので悪しからず)
30km過ぎてもペースキープを意識。というか細かいアップダウンの連続でペースを上げようと思ってももう上げられません。ペースのアップダウンはもう下り坂なら多少上がって、上り坂なら落ちる、という調節しかできなくなってきました。
いびがわのコース、32km手前でハーフマラソンのコースと合流するのですが、もちろんハーフは制限時間経過後。コース全体がフルマラソンのランナーで占められています。GARMINの平均ペースはキロ5分30秒前後を示していて、このままならネットでサブ4は大丈夫そう。あとは、足が攣ったりしないように、無理なく走りきろうと気合いを入れます。
34km過ぎ、楽しみにしていたおっかさんステーションの味噌スープエイドが登場!これこれ!毎年ハーフでもこのエイドを楽しみに走ってたんだよ!味噌スープを手に取り、飲み込みます。
…ぬるい…。
そ、そうだよね!ハーフはもう制限時間過ぎてるくらいだから、ハーフで飲む味噌スープとフルのサブ4組が飲む味噌スープではやっぱり温度が違うよね…。
そうこうしているうちに35km地点。足の悲鳴は相変わらず、しかも下り坂のダメージでさっきより痛みが強くなっている印象。うーーー、痛いのは我慢するけど、攣るのは勘弁!ポケットの中の2RUNをここで投入。
30km~35km 公式ラップ 26分40秒
GARMIN計測 5:19/5:19/5:18/5:22/5:07
33kmから37kmは4kmで50mほどの高低差を駆け下りる区間ですが、やはりハーフの時のイメージでスピードを上げようとすると足の悲鳴が大きくなるので意識はひたすらペースキープ。それでも自然とペースは上がっていたようです。
だんだんとゴールが近くなり、沿道の応援も増え始めます。36km近くで突然「てつさーん!」という声とともに前のほうで以前同じ職場で勤めていた女性が手を振っているのが見えました。
えええ、そういえば応援に来るって言ってたけど、もっとゴールに近いところじゃないの?びっくりしながら手を振り返すと、「今日は余裕なんじゃないの~?」とか言いながら併走してきたのでさらにびっくり。「いや、死にそうっす」必死で答えながら「ランナーじゃない人がコース上を併走していいのかどうか問題」についてちょっとだけ考えてみたけどまあどうでもいいのでそのまま手を振って別れました。
彼女の知り合いがさらにその併走中の写真を撮っていたのでレース後にデータを送ってもらったのですが、彼女の服装はワンピースなのにシューズはしっかりGT2000履いてたわ…。
そんなこともありながらも37kmを過ぎると、大垣信用金庫のコーラステーションが出現します。あの、僕、去年まではマラソンの最中に炭酸なんてあり得ないと思っていた人なんです。腹が膨れるし、ゲップが出そうになってとても満足に走れないんじゃ…と思ってたんですが、今年の飛騨高山ウルトラで疲れたときのコーラを何度かいただいて、その考えを改めました。走っているときのコーラはむちゃくちゃ効く!というわけでコーラステーションには迷わず突進し、コップ一杯のコーラを一気に(走りながら)飲み干します。コーラすごい!おいしい!パワーが出る!
さあ、ラスト5km。ここまでネガティブスプリットかどうかは分からないけどとりあえずペースダウンはなく来ている。悲鳴を上げている足もなんとか無理なペースアップをしなければフィニッシュまでは持ちそうな感じ。走りきれる!走りきれるよ!タイムもネットタイムならサブ4は大丈夫そうだし!ここまで狙い通り!
若干テンションが上がりますが、無理なペースアップはせずにペースキープを意識。というか、ここでようやく下り坂が終わり河川敷の平坦なコースに変わるのでむしろペースは落ちます。でももうペースを上げることはできない。
38kmを過ぎると沿道に再び小学生や幼稚園児が増えてきます。もちろんそっちへ寄っていってハイタッチ!笑顔でね!ありがとう!ありがとう!
35km~40km 公式ラップ 26分44秒
GARMIN計測 5:10/5:13/5:21/5:20/5:25
39kmすぎのスイーツエイドは華麗にスルー。あとは40kmをすぎて、ひたすらゴールに足を進めるのみ!変わらずガーミンの平均ペースは5分30秒を表示していて、ネットのサブ4は大丈夫。
ぐ、グロ、グロスは…?
ここまでのレース運びはそんなに悪くない、と思うとつい欲が出てしまうのが欲深い僕のいけないところです。
そういえばスタートする時にスタートロスがどれくらいか見るの忘れてた…。中間点を2時間で通過した時に、そう言えば時計が2時間4分を表示していたような…。
ガーミンを見る。た、たぶんいける…(確信はない)。
向こうの方に前島橋が見えてきます。この橋を渡って揖斐川の対岸に行けば、フィニッシュまであとわずか。40km過ぎたらウイニングランってnaoさんが言ってたじゃない。笑って進め!笑って進め!足は痛いけど大丈夫!
沿道の応援に手を振りながら前島橋を渡る。沿道から「サブ4間に合うよ~」の声が飛ぶ。ええーい、わかっとるわい!グロスでサブ4、間に合わせたるんじゃい!
とは思うものの、ペースは全然上がりません。ハーフで見慣れたフィニッシュ手前の曲がり角を左折し、フィニッシュゲートへ。時計は3時間57分を示している。
よっしゃ、サブ4で走り切れた!
しまだ大井川で封印したガッツポーズをどうするか考える。ガッツポーズ、やっていいかな?いいよね?一応目標はクリアしたもんね!
軽く両手の拳を握り、腰の高さで小さくガッツポーズ。
40km~フィニッシュ 公式ラップ 11分43秒
GARMIN計測 5:26/5:18
続きます。